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初期禅宗の交雑 ─北宗禅と牛頭禅の交渉を中心に─
著者 韓伝強 (著) ; 伊吹敦 (譯)
掲載誌 国際禅研究=International Zen studies
巻号v.6
出版年月日2020.11
ページ21 - 37
出版者東洋大学東洋学研究所国際禅研究プロジェクト
出版サイト http://www2.toyo.ac.jp/~ibuki/kokuzenken/index.html
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
ノート国際禅研究プロジェクト・東洋大学東洋学研究所 共催 国際シンポジウム 「初期禅宗研討会」特集
キーワード初期禅; 北宗禅; 牛頭禅; 僧稠
抄録 達摩が中国に来たことによって、禅の種が蒔かれ、禅は中国に根を下ろ
して芽ぶき、花を咲かせて実を結び、遂には中国的特色の強い禅宗という
一派を形成した。中国の禅観思想の系統の中で、達摩系が最も強い影響力
を持っていた。そして、達摩禅の各派の中でも北宗禅はやや特殊で、東山
法門を継承するとともに牛頭禅と交渉を持ったという点は、初期禅宗発展
史において注目すべき点である。北宗禅と牛頭禅の交流は、僧侶間の往来、
師承の重複、伝法の系譜の交雑等、様々な面に表れている。
目次要旨 21
一 道信禅師が有縁の人を訪ね求める 22
二 分派としての牛頭禅 24
三 北宗禅と牛頭禅の並存 28
【注】 33
ISSN24338192 (P)
DOIhttp://doi.org/10.34428/00012829
ヒット数243
作成日2023.06.09
更新日期2023.06.09



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