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涅槃経の研究:大乗経典の研究方法試論=A Study of The Mahāparinirvāṇasūtra: With a Focus on The Methodology of The Study of Mahāyānasūtras |
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著者 |
下田正弘 (著)=Shimoda, Masahiro (au.)
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版 | 新装版 |
出版年月日 | 2019.07.31 |
ページ | 816 |
出版者 | 春秋社 |
出版サイト |
https://www.shunjusha.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | その他のタイトルは巻末の英文目次・要旨による 参照文献および略号: 巻末p1-32 文献あり 索引あり NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 |
キーワード | 涅槃経; 大般涅槃経 |
抄録 | 代表的大乗経典の徹底した分析、国内外の研究成果の再検討、文献・文献外資料の相補的読取り等を通し、小乗・大乗の枠組を超えた新たな経典解読方法を提示した衝撃的研究。
東アジア全体の仏教、鎌倉新仏教に多大な影響を与えた涅槃経の解明研究。その形成前史、形成史、思想と社会背景の変遷を論じ、現在までの涅槃経・大乗経典研究の問題点と、これからの研究方法を示唆する。 |
目次 | 序章 大乗経典研究の諸問題 第一節 研究の前提 第二節 大乗仏教の教団起源に関する問題 第三節 経典形成史 第四節 思想史研究と思想研究 第五節 新たな仏教史への可能性 第六節 本著の立場 第一章 大乗涅槃経前史 第一節 非大乗系涅槃経 第二節 『ブッダチャリタ』 第三節 律蔵における仏塔の位置 第四節 大乗経典における仏塔の位置 第五節 巡礼と仏塔 第六節 小結−仏塔信仰と大乗経典の関係 第二章 大乗涅槃経の形成史 第一節 本書で扱う範囲 第二節 文脈把握に関する三階層の設定−第二章・第三章・第四章の序として 第三節 第一類と第二類設定の意味−〈原始大乗涅槃経〉の設定 第四節 大乗涅槃経の社会背景の変化 第五節 思想内容の相違−仏身常住思想と如来蔵思想 第六節 〈原始大乗涅槃経〉の外形 第七節 第二類の階層 第三章 大乗涅槃経の思想の変遷 第一節 〈原始大乗涅槃経〉における仏身思想 第二節 如来蔵思想 第三節 如来蔵思想の登場−「如来性品」以前 第四節 仏身から如来蔵へ−「外の舎利」から「内の舎利」へ 第五節 涅槃経の思想変遷 第六節 付論(一)−四顚倒の推移に見る涅槃経と『勝鬘経』の関係 第四章 大乗涅槃経の社会背景の変遷 第一節 第一類の資料的限界と予想されるトレーガー 第二節 涅槃経第二類のトレーガー 第三節 経典重視の第二類と如来蔵思想 第四節 選ばれた菩薩意識の誕生 第五節 一闡提−教団史と思想史の交錯点の映像 第六節 涅槃経と部派の関係−大衆部との関連 第七節 付論(二)−肉食の禁止 第五章 結論 第一節 大乗経典の形成過程 第二節 『涅槃経』の形成過程 第三節 最後に |
ISBN | 9784393112380; 4393112385 |
ヒット数 | 204 |
作成日 | 2023.07.06 |
更新日期 | 2023.07.06 |
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