|
|
|
|
|
|
構築された仏教思想:一遍 念仏聖の姿、信仰のかたち |
|
|
|
著者 |
長澤昌幸 (著)=Nagasawa, Masayuki (au.)
|
出版年月日 | 2021.01.30 |
ページ | 184 |
出版者 | 佼成出版社 |
出版サイト |
https://kosei-shuppan.co.jp/
|
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
シリーズ | 構築された仏教思想 |
シリーズナンバー | 8 |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 文献:p177〜181 機器種別 : 機器不用 キャリア種別 : 冊子 表現種別 : テキスト NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 |
キーワード | 僧侶; 智真(1239-1289); 一遍 |
抄録 | 好評「構築された仏教」シリーズの一冊。一遍は時宗の開祖で鎌倉仏教の名僧の一人。「捨て聖」、「遊行上人」とも呼ばれる。善光寺・高野山・熊野など聖地を巡拝して他力念仏の信心を深め、念仏札を携えて全国各地を念仏遊行し250万人に結縁。農民・漁民から武士層まで幅広い信仰を集めた。「踊り念仏」といった独特でエネルギッシュな信仰姿勢はじつに興味深い。これまでは文学などで扱われたことはあるが、一般向けの類書は少ないため貴重な一冊といっていい。
「捨て聖・一遍」…一遍の万事を捨て果てた生き方に憧れ、惹かれる人は少なくありません。激動の世、末法の世といっていい日本中世において確立した一遍思想について学ぶことは、コロナウィルス拡大や甚大な自然災害が頻発する今を生きる我々への重要なメッセージがあることに気づかされることでしょう。
全国を旅し、民衆の中に分け入り、念仏札を配りながら踊り念仏を行うことで、極めて地道に念仏の教えを弘めていった一遍。念仏聖一遍の思想背景を把握しつつ、限られた現存史料から、その独創的な思想を解き明かす。
信仰から論理へ—。言語化され有機化された仏教思想。その本質をラディカルに問い、仏教学の新たな地平を切り拓くシリーズ。 |
目次 | はじめに 第一章 浄土仏教から一遍仏教の背景 1 善導 2 法然 3 證空 4 聖の系譜 第二章 一遍の生涯 1 史料論 2 『聖絵』から見た一遍の生涯 3 踊り念仏 4 踊り念仏への批判 5 一遍が敬慕した聖たち 6 臨終に向かう一遍 第三章 一遍仏教の特徴 1 史料論 2 西山義から一遍仏教へ 3 名号絶対性の獲得 4 捨ててこそ――その先にある救済 第四章 時衆から時宗へ 1 時衆と時宗 2 教団の確立者・他阿真教 3 時宗教学の大成者・七代他阿託何 4 軍勢相伴之時衆 おわりに 参考文献 |
ISBN | 9784333028375; 433302837X |
ヒット数 | 258 |
作成日 | 2023.08.04 |
更新日期 | 2023.08.04 |
|
Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。
|