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如来出現と衆生利益:『大法鼓経』研究=Linking The Emergence of The Tathāgata to The Benefit of All Sentient Beings: A Study on The Mahābherīsūtra |
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著者 |
鈴木隆泰 (著)=Suzuki, Takayasu (au.)
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出版年月日 | 2020.03.11 |
ページ | 424 |
出版者 | 春秋社 |
出版サイト |
https://www.shunjusha.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 英語タイトルはAppendix (巻末p1-33) による 略号及び使用テクスト: 巻末p49-52 参考文献: 巻末p52-58 英語抄訳付 索引あり NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 請求記号: 188.39-Su94 仏教図書共通分類表: 188.39 |
キーワード | 大法鼓経; 仏教; 経典; 法華部 |
抄録 | 凡夫にも仏の性質があることを説く如来蔵思想が抱える二大問題、
①なぜ凡夫に修行が必要なのか ②なぜ凡夫は煩悩にまみれているのか
を論理的に解決しようとした『大法鼓経』を徹底検証し、如来蔵思想の重要な展開を究明した、画期的な論考。
涅槃経系経典群の終極が示す如来蔵思想の原点回帰。如来法身を獲得している凡夫が、なぜ修行が必要なのか、なぜ煩悩にまみれているのか。これら二つの大問題を鮮やかに解決した『大法鼓経』を緻密に検証した画期的論考。 |
目次 | はしがき 序 論 第一節 〈如来出現〉を巡る思想の展開 第一項 先行研究概観 第二項 問題の所在――如来蔵思想が「得た」ものと「失った」もの 第二節 「如来法身の内在」を説く如来蔵思想が抱えた二つの課題 第一項 修道論的課題 第二項 構造的課題
『大法鼓経』Mahābherīsūtra 訳注 第一節 テクスト情報 第一項 チベット訳(MBhS T) 第二項 漢訳(MBhS C) 第三項 サンスクリット文 第二節 先行研究 第三節 『大法鼓経』内容詳解 第一項 構造 第二項 経名 1 経名比較 2 経中における経名 3 経名の文字数 4 parivarta (1)より大きな経典の一章・一品にしようとした形跡 (2)parivartaの別解釈 5 『大法鼓経』の原題――Mahābherī[mahā]sūtra 6 hāraka 第三項 内容詳解 【MBhS 1】第一章「カーシャパの到来」 【MBhS 1.0】題名、帰命辞 【MBhS 1.1】涅槃の楽 【MBhS 1.2】釈尊の秘密 【MBhS 1.3】主題の提示 ――如来常住・密意説 【MBhS 1.4】会衆の浄化 【MBhS 1.5】『大法鼓経』説示の了承 【MBhS 2】第二章「涅槃の楽」 【MBhS 2.1】『大法鼓経』の説法功徳 【MBhS 2.2】有色解脱 【MBhS 2.3】衆生聚の無尽 【MBhS 2.4】安慰説者 【MBhS 2.5】涅槃の楽 【MBhS 3】第三章「如来滅後の護法」 【MBhS 3.1】一切世間楽見童子の降魔 【MBhS 3.2】一切世間楽見童子の未来世 【MBhS 3.2.1】持仏名(持我名)比丘 【MBhS 3.2.2】大法鼓経のブッダ観 【MBhS 3.2.3】成仏の授記 【MBhS 3.2.4】経典供養の功徳 【MBhS 3.2.5】如来常住の教え 【MBhS Colophon】奥書
本 論 第一節 序 第二節 『大法鼓経』における如来蔵とは何か 第三節 『大法鼓経』における〈如来出現〉の原点への回帰
結 論 第一節 結論 第二節 螺旋状の回帰現象
序論 注 『大法鼓経』Mahābherīsūtra 訳注 注 本論 注 結論 注
参考文献 略号及び使用テクスト 索引 付篇 |
ISBN | 9784393111208; 4393111206 |
ヒット数 | 125 |
作成日 | 2023.08.29 |
更新日期 | 2023.08.29 |
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