|
|
|
|
著者 |
横山紘一 (著)=Yokoyama, Koitsu (au.)
|
版 | 新装版 |
出版年月日 | 2020.05.10 |
ページ | 416 |
出版者 | 大法輪閣 |
出版サイト |
https://www.daihorin-kaku.com/
|
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 初版: 2009年刊 NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 |
キーワード | 般若心経; 唯識 |
抄録 | 心の深層の姿を説く仏教の哲学「唯識」。「心」という視点で「空」の教えを説き明かす、今までになかった「般若心経」の新たな解説書
「唯識」…それは、「この宇宙のすべては、自分の心が生み出したものである」と説く、仏教の独特な思想。その研究の第一人者として知られる著者が、「心」という視点で「空」の教えを説き明かす、今までになかった般若心経解説書! 苦しいと思ったら、「苦しみ」そのものに成りきる! 日常の中での唯識の実践法(ヨーガ)も詳述。奈良・興福寺「仏教文化講座」での講義を書籍化。
「心」のありのままを観察し、「空」の世界を覚る。心の深層のありようを説く仏教哲学「唯識」。その研究と実践の第一人者として知られる著者が、唯識の立場から般若心経を解説。「空」の思想を単なる知識に終わらせず、日常の中で実践していく方法「ヨーガ」についても詳述する。興福寺佛教文化講座での講義録。般若心経を、新たな視点で読み解く!
心の深層のありようを説く仏教哲学「唯識」。その研究と実践の第一人者として知られる著者が、唯識の立場から般若心経を解説。「空」の思想を単なる知識に終わらせず、日常の中で実践していく方法「ヨーガ」についても詳述。 |
目次 | はじめに 般若心経 全文 第一講 般若心経と「空の実践」 「空の実践」とは/ヨーガによる生き方/言葉の向こう側へ/「いま」に成りきって生きる/自己とは何か/二分法的考えを離れる/「私」はなく「はたらき」だけがある 第二講 空と観自在菩薩 「なに」「いかに」と問いかける生き方/菩薩は「智慧と慈悲」の体現者/菩薩の種類/「観自在」という語について/ 「観」とは何か/「自在」とは何か 第三講 般若波羅蜜多と五蘊 六波羅蜜多と福徳・智徳/六波羅蜜多とは何か/般若の智慧によって照らす/五蘊とは何か/受・想・行について 第四講 非有非無の中道 十二縁起とは/「愛」と「無明」/空と中道/中道を歩む/「中」と三性/三性対望中道と一法中道/「根源的なもの」への目覚め 第五講 色即是空 空即是色 舎利子と「縁起偈」/色と空/「空」を分析する/二無我と百法/不一不異 第六講 有為と無為 唯識思想を世界に/「作られたもの」と「作られないもの」/有為とは生死=苦しみ/法とは何か/無為とは涅槃=覚り/阿頼耶識縁起と菩薩の精神/前五識を転じて成所作智を得る 第七講 不生不滅・不垢不浄・不増不減 「名詞」をやめてみる/諸法の分析/夢の如し/不相応行とは/無為=涅槃=真如/虚空とは/空相について/否定と肯定/不二の世界 第八講 五蘊・十二処・十八界 存在の分類法/科学の観察と仏教の観察/無明を滅して「明」を得る/あるがままにあるもの/我執はなぜ起こる/「見」と「観」/阿頼耶識からの顕現 第九講 正聞熏習と無分別智 言葉と事物/縁起を見るものは法を見る/有為と言葉/言葉が生じる機構/正聞熏習の力/無分別智の力/念の力 第十講 有無を超越した思考 二分法的思考の誤謬/有無の超越/人間の依りどころ/唯識的思考による「有と無」の超越 第十一講 執着を離れるための「無」 唯識と菩薩/執着とは何か/日常のなかで思索を練る/知量受用の思想/科学者の怠慢/物心一如の理/「無」の二つの意味/増益と損減の二つを離れた中道 第十二講 三性と三無性 富士山は存在しない/聞熏習の重要性/量子論と唯識/扶根と正根/三性と三無性/物、心、そして物心一如の因果/湧き起こる「感謝」/真理そのものの身体 第十三講 唯識思想の自然観・宇宙観 「常識」の否定/三性という「場」/身でも心でもない心/「色」としての自然を考察する/仏教の宇宙生成論/新しい自然観・宇宙観へ 第十四講 苦・集・滅・道の四諦 表と裏/四諦とは何か/阿頼耶識の種子/苦諦について/集諦について/道諦について/滅諦について 第十五講 無所得と唯識性 無所得と有所得/五位の修行の階梯/所取と能取がなくなる無所得の世界/ 『唯識観作法』に説かれる「無所得」 第十六講 「心にけい礙なし」とは 無所得=空=真如/「物」への疑問/けい礙とは何か/「自分」という存在の分析/所知障と無明/さまざまな煩悩 第十七講 恐怖について 『ダンマパダ』の偈/「 法」の意味するところ/意志の力/「死の恐怖」の解決法/死と中道 第十八講 認識的誤り(顛倒)と涅槃 顛倒について/常・楽・我・浄の「四倒」/増益・損減の倒/涅槃について 第十九講 中道の重要性 「涅槃」の意味の再確認/原始仏教が説く涅槃/三界を出離して涅槃に入る/中道によって涅槃に至る/信仰と智慧 第二十講 釈尊の八相成道と無上正覚 般若波羅蜜多は仏の母/釈尊の八相成道とは/法身と仏道/三世の諸仏とは/般若の重要性/阿耨多羅三藐三菩提(無上正覚)とは 第二十一講 真如への道 絶対的なものとは/『瑜伽師地論』について/利他即自利/思惟の大切さ/正法を考える/真如を証するということ 第二十二講 「呪」(真言)とは何か 「呪」とは真実の言葉/一字に千理を含む/陀羅尼について 最終講 阿頼耶識縁起の世界 戒体と無表業/阿頼耶識縁起の復習/遍計所執の世界から依他起の世界へ戻る/「事」と「理」/「空の実践」のまとめ/円成実性へ至る道/すべては阿頼耶識縁起 |
ISBN | 9784804614250; 4804614257 |
ヒット数 | 139 |
作成日 | 2023.09.06 |
更新日期 | 2023.09.06 |
|
Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。
|