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他者論的転回:宗教と公共空間
著者 磯前順一 (編)=Isomae, Junichi (ed.) ; 川村覚文 (編)=Kawamura, Satofumi (ed.)
出版年月日2016.03.15
ページ408
出版者ナカニシヤ出版
出版サイト https://www.nakanishiya.co.jp/
出版地京都, 日本 [Kyoto, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート執筆者: 青野正明, 片岡耕平, 伊達聖伸, 鍾以江, 宮本新, 島薗進, 鈴木岩弓, 寺戸淳子
「宗教と公共空間」 (東京大学出版会, 2014) の続編 (「おわりに」より)
キーワード宗教と政治; 宗教社会学
抄録公共空間から排除された者たちの公共性はいかにして可能か。他者と共存する複数性の領域として公共性を批判的に捉え返す試み。
目次はじめに
   他者論的転回(磯前順一)

 序 章 複数性の森にこだまする神々の声
       天皇・国民・賤民について(磯前順一)

第Ⅰ部 排除する公共性

 第一章 植民地朝鮮の神社に祀られなかった神々
       宗教的な法的秩序の内と外(青野正明)

 第二章 神国と排除
       日本中世から考える(片岡耕平)

 第三章 祀られざる神の行方
       神話化する現代日本(磯前順一)

第Ⅱ部 法的なものと排除
 
 第四章 フランスにおける「承認のライシテ」とその両義性
       ムスリムの声は聞こえているか(伊達聖伸)

 第五章 宗教、自由と公共性
       靖国参拝違憲訴訟を考える(鍾以江)

 第六章 公共性と犠牲
       十字架の神学を手掛かりに(宮本新)

第Ⅲ部 排除される者たちの公共性

 第七章 福島原発災害への仏教の関わり
       公共的な機能の再発見の試み(島薗進)

 第八章 「臨床宗教師」の誕生
       公共空間における宗教者のあり方(鈴木岩弓)

 第九章 〈ラルシュ〉で生きる『人間の条件』
       ヴァニエ、アレント、クリステヴァ――異邦人は招く(寺戸淳子)

 終 章 國體・主権・公共圏
       公共性の(不)可能性について(川村覚文)

 おわりに(川村覚文)
ISBN9784779510380; 4779510384
ヒット数89
作成日2023.09.12
更新日期2023.09.12



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