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著者 |
阿満利麿 (著)=Ama, Toshimaro (au.)
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出版年月日 | 1996.10.17 |
ページ | 208 |
出版者 | 筑摩書房 |
出版サイト |
https://www.chikumashobo.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
シリーズ | ちくま新書 |
シリーズナンバー | 085 |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 引用文献: p200-203 |
キーワード | 宗教; 日本 |
抄録 | 日本人には神仏とともに生きた長い伝統がある。いまや日本人は自分たちを「無宗教」と規定してなんら怪しむことがない。しかしほんとうに無宗教なのだろうか?日本人には神仏とともに生きた長い伝統がある。それなのになぜ「無宗教」を標榜し、特定宗派を怖れるのか?著者は民族の心性の歴史にその由来を尋ね、また近代化の過程にその理由を探る。そして、現代の日本人にあらためて宗教の意味を問いかける。 |
目次 | 第一章 「無宗教」の中身 1 「創唱宗教」と「自然宗教」 2 「無宗教」という名の宗教心 3 クリスマスは宗教行事ではないのか 4 地鎮祭は「宗教」にあらず 5 「宗教」は怖い?
第二章 「無宗教」の歴史 1 神仏とともに生きた時代 2 儒教の登場 3 「憂き世」から「浮き世」へ 4 「浮き世」の人生観と宗教心 5 「葬式仏教」の役割 6 「葬式仏教」の受容 7 イエの仏教 8 儒学者たちの仏教排斥論 9 なぜ死者を「ホトケ」というのか 10 「自然宗教」という回路
第三章 痩せた宗教観 1 神話から出発した日本の近代 2 「宗教」という造語の陰に 3 「創唱宗教」の分断 4 「天皇崇拝」のはじまり 5 「国民教化運動」の挫折 6 さまざまな「神道非宗教論」 7 浄土真宗の「神道非宗教論」 8 「自然宗教」の分断 9 痩せた宗教観 10 豊かな宗教観の試み 第四章 日常主義と宗教 1 「サガ流し」 2 柳田国男の尋常志向 3 「悪」はどうする 4 「平衝化」 5 日常主義 6 日常主義と妥協する仏教
第五章 墓のない村 1 ウヤガムに生きる 2 和紙の村の信心 3 「回心」
引用文献 あとがき |
ISBN | 9784480056856; 4480056858 |
ヒット数 | 2205 |
作成日 | 2023.09.13 |
更新日期 | 2023.09.14 |
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