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新装版 大乗仏教興起時代 インドの僧院生活
著者 ショペン, グレゴリー (著)=Schopen, Gregory (au.) ; 小谷信千代 (譯)=Odani, Nobuchiyo (tr.)
新装版
出版年月日2018.05.18
ページ352
出版者春秋社
出版サイト https://www.shunjusha.co.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート索引;巻末p1-9
キーワード仏教; インド; 歴史; 古代; 僧侶; 大乗仏教
抄録大乗仏教起源説に新展開をもたらした学者が、その当時の「清貧」とはほど遠い僧院生活の姿を浮き彫りにした名著の新装版。

インドでは四世紀まで大乗経典は制作されても大乗教団は存在しなかった! 世界の学界に衝撃をあたえた学説の提唱者が当時の「清貧」とはほど遠い僧院の姿を浮き彫りにした名著の復刊。

僧院の「清貧」はイメージか?事実か?大乗教団の誕生にまつわる衝撃の学説を提唱した研究者が語る、律文献から見る当時の僧団と私有財産、仕事との関係。私たちの想像とはかけ離れたその生活の実態が明らかになる!

大乗教団誕生に纏わる衝撃の学説の提唱者が、律文献から見る当時の僧団と私有財産、仕事との関係を語り、僧侶の日常を浮き彫りにする。1996、1997年に大谷大学で行われたセミナーの講義録と公開講演の原稿の日本語訳。
目次訳者まえがき
序 章 インドと中国における仏教の展開――並行・先後関係の不在
 第一章 根本説一切有部律の位置づけ
  一 根本説一切有部律の成立年代
  二 根本説一切有部律と編纂の意図
  三 根本説一切有部律と僧院を取り巻く物的例証
第二章 僧院史における経済の意味
 一 根本説一切有部律と僧院経済
 二 西洋における「僧院制度」の研究史
 三 僧院と物質的繁栄の意味
第三章 人間とはその持ち物のことである――所有物と僧院での地位
 一 キリスト教の修道士イメージ
 二 仏教の僧と私有財産
 三 根本説一切有部律中の私有財産への言及
 四 「福徳」の意味するもの
第四章 僧の仕事、生活のための労働
 一 さまざまな仕事と禁止された仕事
 二 仕事と安居
 三 静慮と読誦
 四 寄進を促すいろいろなもの
 五 僧院を訪れた人々が目にしたその他のもの
 六 自己の仕事に対する僧たちの意識
 七 今後の研究課題

訳者あとがき
索引
ISBN9784393112373; 4393112377
ヒット数115
作成日2023.09.26
更新日期2023.10.01



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