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南北朝・隋代の中国仏教思想研究
著者 菅野博史 (著)=Kanno, Hiroshi (au.)
出版年月日2012.01.01
ページ616
出版者大蔵出版
出版サイト https://www.daizoshuppan.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート文献あり
索引あり
キーワード仏教; 中国; 歴史; 南北朝時代; 隋時代; 仏典; 中国思想; 法華経; 維摩経; 涅槃経; 教義
抄録中国仏教の初期から隋の三大法師(浄影寺慧遠・智顗・吉蔵)までの法華経・維摩経・涅槃経の注釈書に関する論文など主要論考27篇を収め、隋唐代に結実する仏教思想の形成過程を辿る。

中国仏教の初期から隋の三大法師までの法華経・維摩経・涅槃経の注釈などに関する主要論考27篇を収める。
目次序 論
1 中国法華経疏の研究と今後の課題
2 初期中国仏教の経典注釈書について

第一部 法華経疏の研究
1 中国における法華経疏の研究史について
2 中国における法華経疏の研究史について(2)
3 中国における『法華経』の思想の受容
4 慧思『法華経安楽行義』の研究(1)
5 慧思『法華経安楽行義』の研究(2)
6 『法華経文外義』研究序説
7 智顗と吉蔵の法華経観の比較
  ―智顗は果たして法華経至上主義者か?―
8 中国における『法華経』見宝塔品の諸解釈
  ―宝塔出現と二仏並坐の意義を中心として―
9 『法華文句』における四種釈について
10 『天台三大部補注』(『法華玄義』の部)研究序説

第二部 維摩経疏の研究
1 中国における『維摩経』入不二法門品の諸解釈
  ―仏教における真理と言語―
2 浄影寺慧遠『維摩経義記』の研究
  ―注釈の一特徴と分科―
3 維摩経分科に関する智_と吉蔵の比較
4 『維摩経玄疏』の組織と梗概
5 智顗『四教義』研究ノート(1)

第三部 涅槃経疏の研究
1 『大般涅槃経集解』の基礎的研究
2 『大般涅槃経集解』における道生注
3 『大般涅槃経集解』における僧亮の教判思想
4 『大般涅槃経集解』における僧亮の感応思想
5 『大般涅槃経集解』における僧宗の教判思想

第四部 『大乗四論玄義記』の研究
1 慧均『大乗四論玄義記』の三種釈義と吉蔵の四種釈義
2 『大乗四論玄義記』の研究序説―自己の基本的立場の表明―
3 『大乗四論玄義記』における前代教学の批判―「三乗義」を中心として―

第五部 その他
1 『大乗止観法門』における「本覚」・「不覚」の概念
2 三経義疏の真偽問題について
ISBN9784804305813; 4804305815
ヒット数109
作成日2023.10.18
更新日期2023.12.28



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