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絵解きと伝承 そして文学:林雅彦教授古稀・退職記念論文集 |
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著者 |
林雅彦 (編)=Hayashi, Masahiko (ed.)
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久野俊彦 (著)=Hisano, Toshihiko (au.)
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出版年月日 | 2016.01.30 |
ページ | 660 |
出版者 | 方丈堂出版, オクターブ (発売) |
出版サイト |
http://www.hojodo.com/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 著者「高橋秀城」「高達奈緒美」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え 編者の肖像あり 年譜あり 林雅彦教授履歴: 巻頭pvi-x 林雅彦教授著述目録: 巻頭pxi-xiv 文献あり |
キーワード | 説話文学; 日本; 論文集; 口承文学; 絵解; 林雅彦(1944-) |
抄録 | 絵解き研究の第一人者と目される国文学・民俗学者、林雅彦(明治大学名誉教授)の古稀・退職記念論文集。 林雅彦自らの論文「道成寺説話の展開—男と女の愛憎物語」はじめ、気鋭の研究者が書き下ろした学界注目の23論文は、1“絵とく”、2“事とく”、3“文字とく”の三部構成で、各々に絵解き関連の論考、伝説・伝承関連の論考、文学関連の論考を掲載。 林雅彦の履歴と著述目録を収録する。 |
目次 | 緒言 林雅彦教授履歴 林雅彦教授著述目録
Ⅰ絵とく 道成寺説話の展開―男と女の愛憎物語― 林 雅彦 『天下の義人 茂左衛門一代記』の絵解きと絵紙 久野俊彦 のぞきからくり研究略史とからくり歌「地獄極楽」の比較検討 上島敏昭 民衆版画の中のキリスト教絵解き 原 聖 街頭紙芝居の絵元大阪「あづまや会」の軌跡 榎本千賀 万福寺旧蔵「親鸞聖人絵伝」の制作意図について 村松加奈子 岐阜・信浄寺の聖徳太子六侍者像と高僧連坐像 石川知彦 鹽竈神社蔵『絵詞保元・平治』の意義―「保元・平治物語絵巻」の制作実態をうかがう― 鈴木 彰 頼瑜の夢―詫磨為遠筆の文殊像をめぐって― 高橋秀城
Ⅱ事とく 揚柳観音と月蓋長者―中国・日本における『請観音経』受容の諸相― 吉原浩人 明恵における光明真言土砂加持の信仰 金 任仲 源為朝渡琉伝承の始発―『保元物語』から『幻雲文集』へ― 小番 達 聖母説話『ふたりの女』―中世フランス語圏の宗教説話―田桐正彦 〈笠の辻の地蔵〉の縁起伝承をめぐって―「矢田地蔵縁起」武者所康成蘇生譚と『笠辻地蔵尊縁起』および在地伝承― 渡 浩一 「三世相」の重要と民俗化―唱導文化の展開として 小池淳一 日本各地の血の池地獄 髙達奈緒美 吉野の夏祭り―蓮華会の意義考察― 玉本太平
Ⅲ文字とく 和歌による絵と語りの世界―『聞書集』「地獄絵を見て」について― 田村正彦 『拾遺愚草』雑部「述懐」について―『正治初度百首』鳥五首とのかかわりから― 大野順子 稚児物語における欲望と性幻想の仕組み 李 龍美 伝承を活かす試み―巌谷小波と芳賀矢一― 関口智弘 漱石漢詩諸注釈書における「古別離」の誤解・誤訳をめぐって 崔 雪梅 敦煌本『韓朋賦』より見た「韓朋」故事の展開 荒見泰史
あとがき 渡浩一
執筆者紹介 |
ISBN | 9784892311376; 4892311375 |
ヒット数 | 38 |
作成日 | 2023.10.27 |
更新日期 | 2024.01.25 |
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