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インド古典文学の異類婚姻・異郷訪問:「クシャとスダルシャナー」物語の場合=The Mahāvastu Tale of Kuśa and Sudarśanā as a Piece of Narrative Literature
著者 中村史 (著)=Nakamura, Fumi (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.71 n.2 (總號=n.159)
出版年月日2023.03.22
ページ936 - 930
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
ノート(本稿は令和4年度 JSPS 科研費(21K00450)による研究成果の一部である)
キーワードKuśa; jātaka; Mahāvastu; クシャ; ジャータカ; マハーヴァストゥ
抄録This paper examines the tale of Kuśa and Sudarśanā mainly as it is found in the Mahāvastu. It has incorporated the types and motifs of folktales such as “Cupid and Psyche” (“Beauty and the beast”) and “Identification by a ring.” Not only that, I argue that the tale has developed into a piece of narrative literature, which includes repeated comical episodes of Kuśa’s behaviour: looking at his own wife, Sudarśanā, in the disguise of various types of working men and then making excellent handicrafts for his wife’s love as a variety of craftsmen.
目次はじめに 936
1.『マハーヴァストゥ』の「クシャとスダルシャナー」 935
2.「クシャとスダルシャナー」を構成する話型とモチーフ 934
2.1. 異常誕生 934
2.2. 異類婚姻 934
2.3. 見るなの禁 934
2.4. 異郷訪問 933
2.5. 難題婿 933
2.6. 来訪と愛情を伝える手立て 933
2.7. 「蛙の王様」型の暴力的行為 933
3.語りとしての「クシャとスダルシャナー」 933
3.1. ジャータカとしての語り 933
3.2. 職業尽くし ・ 妻覗き 932
おわりに 931
〈参考文献〉 930
(一次文献) 930
(二次文献) 930

ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.71.2_936
ヒット数12
作成日2024.11.04
更新日期2024.11.08



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