サイトマップ本館について諮問委員会お問い合わせ資料提供著作権について当サイトの内容を引用するホームページへ        

書目仏学著者データベース当サイト内
検索システム全文コレクションデジタル仏経言語レッスンリンク
 


加えサービス
書誌管理
書き出し
On the Textual Division of the Original Brhatkathā
著者 土田龍太郎 (著)
掲載誌 インド哲学仏教学研究=インド テツガク ブッキョウガク ケンキュウ=Studies of Indian Philosophy and Buddhism, Tokyo University
巻号v.14
出版年月日2007.03
ページ1 - 24
出版者東京大学インド哲学仏教学研究室=Dpt. Of Indian Philosophy and Buddhist Studies, Tokyo University
出版サイト http://www.l.u-tokyo.ac.jp/intetsu/index.html
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
抄録Gnnādhya 作Brhatkathā[BK]の現存諸傳本の中で特に重要なものは以下の四本であらう.カシミール系Brhatkathāmañjarī  Kathāsaritsāgaraネパール系Brhatkathā-Ślokasamgraha [BK-ŚS]ジャイナ系Vasudevahindī[VH]F. Lacôte は,BK-ŚS の内容分析の結果,このネパール系傳本がカシミール系傳本よりはるかに原BK の内容構成を忠実に留めるものであることを確認し,さらにBK-ŚS のコロフォンを吟味しつつ,原BKの導入部がKathāmukhaであり,主要部が26lambhaに区分されてゐたことをつきとめた.その後,VHがBKのジャイナ系傳本にほかならぬことを指摘したL. Alsdorf は,VHの6 ahigāra区分に注目し,ジャイナ系・ネパール系・カシミール系三傳本の比較考究にもとづいて,原BKの内容区分の復原を試みた.本稿では,LacôteとAlsdorfの研究成果を基礎としながらも,さらに6 ahigāra区分に類似する演劇理論家の5 samdhi説をも考慮に入れ,両学者の所説を批判し修正しつつ,原BKの内容区分の概略の復原を試みた.原BKは,もしくは現存諸傳本の祖本たるBK は,Pītha, Mukha, Pratimukha, Śarīra,Upasam hāra といふ五部分からなり,主要部たるŚarīraはおよそ26 lambhaに分たれてゐたと考へられる.
ISSN09197907 (P)
DOIhttps://doi.org/10.15083/00037011
ヒット数381
作成日2008.11.25
更新日期2021.08.31



Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。

注意:

この先は にアクセスすることになります。このデータベースが提供する全文が有料の場合は、表示することができませんのでご了承ください。

修正のご指摘

下のフォームで修正していただきます。正しい情報を入れた後、下の送信ボタンを押してください。
(管理人がご意見にすぐ対応させていただきます。)

シリアル番号
169409

検索履歴
フィールドコードに関するご説明
検索条件ブラウズ