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巡礼の文化人類学的研究:四国遍路の接待文化
著者 浅川泰宏 (著)=Asakawa, Yasuhiro (au.)
出版年月日2008.02
ページ457
出版者古今書院
出版サイト http://www.kokon.co.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
キーワード巡礼; 寺院; 四国地方
抄録現代社会において「癒しの場」,独自のローカルな「文化」として再評価される四国遍路の真の姿を解明する。四国遍路の概要,巡礼空間と遍路宿,巡礼者はどこから,遍路道,遍路取締り,遍路の民俗,巡礼の動機,地域と接待などについて,フィールドワークによる最新の知見を紹介。日本学術振興会の出版助成図書。

目次
序章: 研究の目的と方法
 第1節: 研究の目的-actualな問題としての日常性と巡礼現象の多義的理解の結合に向けて-
 第2節: 研究の方法-「巡られる」視点からの巡礼再考-
 第3節: 研究の対象-四国遍路の概要について-
 第4節: 本書の構成
第1章: 巡礼研究の展開と課題
 第1節: 巡礼研究の展開と文化人類学的課題
 第2節: 四国遍路研究の展開と課題
第2章: 四国遍路の歴史的変容-民衆参加型巡礼システムの確立と変遷-
 第1節: 浮遊する聖性-巡礼功徳譚が語る四国遍路世界の変容-
 第2節: 遍路宿の民俗史・誌-マス・ツーリズムの拡大から歩き遍路の復活まで-
第3章: 巡礼空間の認識論的再考-四国遍路の歴史人類学的考察から-
 第1節: 巡礼空間モデルの認識論的再考にむけて
 第2節: 広域過去帳調査-企画と方法について-
 第3節: 遍路道をはずれた遍路たち-調査結果-
 第4節: 四国遍路の歴史人類学的考察と「乞食圈」
 第5節: 接待論の再考と第3世代型巡礼空間モデル
 第6節: 附録--過去帳調査に関する2つの覚書
第4章: まなざしの構築学-正統性・境界性・異質性-
 第1節: 『憲章簿』にみる土佐藩の遍路認識-堅持された正統性とambiguousな境界性-
 第2節: 遍路者認識のモダニティ-ambivalentな境界性と排除に向かう<分類のまなざし>-
第5章: 四国遍路のターミノロジー-接待の実践とヘンドの解釈学
 第1節: 巡られる人々の遍路認識に迫るために
 第2節: 巡られる人々の民俗誌-昭和30年代頃までの阿南市を中心に-
 第3節: 遍路を語り分ける-分析概念と解釈モデル-
 第4節: <ヘンド>の解釈学-接待の実践と両義性のダイナミズム-
第6章: 響振する苦しみ-ある女性遍路にみる<救い>の構築プロセス-
 第1節: 苦しみの巡礼世界をみつめなおす
 第2節: ある女性遍路にみる<救い>の構築プロセス
結 論: 四国遍路の日常的実践としての接待
ISBN9784772241182
関連書評
  1. 書評と紹介 浅川泰宏著『巡礼の文化人類学的研究--四国遍路の接待文化』=Book reviews: Asakawa Yasuhiro, Cultural anthropological studies on the Shikoku pilgrimage / 真野俊和 (著)=Shinno, Toshikazu (au.)
ヒット数1102
作成日2008.11.28
更新日期2022.06.21



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