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On the Place of Nimitta in the Mahayanasutralamkara: In the Context of the Parikalpitalaksana=Mahayanasutralamkaraにおけるnimittaの位置づけ |
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著者 |
Matsuda, Kuninori (著)=松田訓典 (au.)
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掲載誌 |
印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
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巻号 | v.55 n.3 (總號=n.112) |
出版年月日 | 2007.03 |
ページ | 1126 - 1130 |
出版者 | 日本印度学仏教学会 |
出版サイト |
http://www.jaibs.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 英文=English |
抄録 | nimittaという語は瑜伽行派の様々な学説を論ずる際に重要な役割を果たしているが,周知のようにその三性説における分類の仕方は一定していない.ここで問題となるのは,nimittaがMAVにおいてはparatantrasvabhavaとして定義されているのに対して,MSAではparikalpitaの文脈の中で扱われているということである.このことは,少なくともnimittaに関する限り,両者に先行すると思われるVinSgがMAVと同一の分類を行い,一方で,MSAの構造を受け継いだMSがMSAの分類にしたがっているということを考慮すると非常に興味深いものである.もちろんこの相違の一因は,MSAが他の諸論書とはちがって,nimittaを五事説の文脈で扱っていないという点にあるが,瑜伽行派におけるnimittaという語そのものの重要性を考えると,nimittaという語に対する理解そのものの何らかの違いが反映されていると考えることは妥当であろう.そこでまず本論文では,MSA及びそれに対するスティラマティの注釈の解釈を再検討することを通して,MSAにおけるnimitta解釈と,それがいかにして遍計されたものの特徴と認められるのか,ということを考察する. |
ISSN | 00194344 (P); 18840051 (E) |
ヒット数 | 773 |
作成日 | 2009.03.20 |
更新日期 | 2019.04.17 |
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