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法然の三心について - その動態と志向=Honen's Three Minds: Dynamics and Intentionality |
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著者 |
佛教大学学術委員会大学院紀要編集委員会
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市川定敬 (著)=Ichikawa, Sadataka (au.)
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掲載誌 |
佛教大學大學院紀要
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巻号 | n.31 |
出版年月日 | 2003.03 |
ページ | 1 - 14 |
出版者 | 佛教大學大學院 |
出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
キーワード | 至誠心; 深心; 廻向発願心; 法然; 三心 |
抄録 | 法然浄土教思想は、安心・起行・作業という概念によって体系づけられる。この体系が成立するのは、浄土教信仰という次元においてである。従って、信仰以前ではこれらは問題になり得ない。しかし、安心である三心中の深心は深信と解釈され、その内容に信機・信法を持つ。そして、この信機は自身に対する信であり、これが人間の問題として捉えられ、ここに信仰以前から信仰への緒が見られると思われる。そこで、この信機を手がかりに信仰以前から信仰へ、また、法然が「信」ということをどのように規定しているか、さらにそれを踏まえた上で、至誠心・深心・廻向発願心の相互関係を、三心の動態とその志向において捉え、これらを辿ることにより、行としての口称念仏、また作業としての四修ということの関わりを明らかにする。また、それが法然浄土教においてのみの問題ではなく、人間が人間として存在する上で、普遍的な.問題となりうるのかを考察する。 |
目次 | 一、はじめに 1 二、三心具足の様態 2 三、信機と信法 3 四、三心の相関と動態 7 五、三心具足と念仏相続 9 六、結び 10 |
ISSN | 13442422 (P) |
ヒット数 | 422 |
作成日 | 2009.07.17 |
更新日期 | 2021.01.12 |
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