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現代語訳 南海寄帰内法伝:七世紀インド仏教僧伽の日常生活 |
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著者 |
義浄 (著)=Yi-jing (au.)
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宮林昭彦 (譯)=Miyabayashi, Shogen (tr.)
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加藤栄司 (譯)=Kato, Eiji (tr.)
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出版年月日 | 2004.04.20 |
ページ | 526 |
出版者 | 法藏館 |
出版サイト |
https://pub.hozokan.co.jp/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 翻経三蔵義浄法師年譜: p444-450 |
キーワード | 仏教; 戒律; インド; 義浄(635-713); 南海寄帰内法伝; 評釈 |
抄録 | 唐代の僧・義浄が著した、留学先インドでの衣食住にわたる戒律の実態を伝える第一級史料「南海寄帰内法伝」の初の全訳。巻末には義浄の略年表と詳細な索引を付す。
7世紀、戒律を学ぶため、海路によりインドに渡った中国人(僧侶)義浄三蔵が、留学先ナーランダー寺での衣食住にわたる戒律の実態を報告した第一級史料『南海寄帰内法伝』を、正確かつ平易に現代語訳した画期的労作。
・底本は訳者ら校訂のテキスト。 ・各章冒頭に梗概を付し、本文には窓見出しを付した。 ・義浄原文にみえる四六駢儷体の修辞を尊重し、用語・用字も原文に即した文字を用いた。 ・正確かつ、一読大意のとれる平易な現代語訳をめざした。 ・説明が必要と思われた箇所には、括弧および<訳者補>を付して、読者の理解に資した。 ・巻末には義浄の略年表と詳細な索引を付した。 |
目次 | 口絵 義浄三蔵入竺求法行歴図 凡例
巻第一 [序 章] [仏教通史――宇宙開闢から唐代まで――] 第一章 破夏非小[夏安居――雨期三カ月の合宿――を破っても僧伽内の地位の降下はない] 第二章 対尊之儀[尊像・尊者に対するきまり] 第三章 食座小床[食事は小さな椅子に腰掛けてとる] 第四章 餐分浄触[食事には浄・不浄区別の原則がある] 第五章 食罷去穢[食後に穢れを去る] 第六章 水有二瓶[浄と不浄の二種類の水がある] 第七章 晨旦観虫[朝、水中の虫を観察する] 第八章 朝嚼歯木[朝には歯磨きをする] 第九章 受斎軌則[お斎のきまり]
巻第二 第十章 衣食所須[衣服のきまり] 第十一章 著衣法式[衣の著方のきまり] 第十二章 尼衣喪制[?芻尼の衣と葬送の法] 第十三章 結浄地法[浄地の結界方法] 第十四章 五衆安居[夏安居の実際] 第十五章 随意成規[随意=自恣――夏安居反省大会――の実際] 第十六章 匙筋合不[匙と箸] 第十七章 知時而礼[礼敬の方法] 第十八章 便利之事[トイレのきまり]
巻第三 第十九章 受戒軌則[受戒式の実際] 第二十章 洗浴随時[洗浴の方法] 第二十一章 座具襯身[座(臥)具は夢精除けシーツ] 第二十二章 臥息方法[寝具と尊像安置のきまり] 第二十三章 経行少病[腹ごなし漫ろ歩き健康法] 第二十四章 礼不相扶[挨拶の仕方] 第二十五章 師資之道[師弟の有り方] 第二十六章 客旧相遇[来訪?芻への接待方法] 第二十七章 先体病原[インド医学総論――疾病構造論――] 第二十八章 進薬方法[印・中の比較医学論] 第二十九章 除其弊薬[中国の悪薬への批判] 第三十章 旋右観時[右繞・左繞論と時・非時論]
巻第四 第三十一章 灌沐尊儀[尊像の沐浴と香花の供養] 第三十二章 讃詠の礼[讃歎・詠唱の礼法] 第三十三章 尊敬乖式[中国の尊敬礼法への批判] 第三十四章 西方学法[梵語文法学の簡単な紹介] 第三十五章 長髪有無[根機=機根別の人生コース] 第三十六章 亡財僧現[遺産相続の種々相] 第三十七章 受用僧物[衣料は僧伽が支給する] 第三十八章 焼身不合[焼身供養の否定] 第三十九章 傍人獲罪[焼身供養の勧誘・幇助への批判] 第四十章 古徳不為[善遇・慧智の二恩師への讃歎]
解題に代えて―A君に―
翻経三蔵義浄法師年譜 あとがき 索引 |
ISBN | 4831873535; 9784831873538 |
ヒット数 | 683 |
作成日 | 2009.07.17 |
更新日期 | 2023.09.28 |
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