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著者 |
鎌田東二
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出版年月日 | 2009.09.10 |
ページ | 262 |
出版者 | 角川学芸出版 |
出版サイト |
http://www.kadokawagakugei.com/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 鎌田東二(カマタトウジ)、1951年、徳島県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。現在・京都大学こころの未来研究センター教授、京都造形芸術大学客員教授。宗教哲学・民俗学・日本思想史・比較文明学などを幅広く研究。十七歳で聖地巡礼に目覚め、以来四十年以上にわたり、国内外の聖地を参拝して回る。 |
抄録 | 神道はユーラシア大陸の東の果てで自然発生的に生まれ、形成されてきた日本人のしきたりだ。6世紀に仏教が日本に伝来すると、神と仏は寄り添い、民間信仰などを取り込み、日本独自の神仏観をかたちづくってきた。日本文化の底流を成す神仏習合の歴史を見直し、社会不安に満ちている現代で、平和に向かって何ができるのか。新しい日本的霊性を見出し、その可能性を問う。
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目次 | 第1章 神と仏の原理的違いと習合化のメカニズム─神神習合から神仏習合への流れ(法螺貝から始まる/「神」と「仏」の出逢い/春日大社「おん祭」/「神=カミ」と「仏=ホトケ」の原理的違い/「神道」と「仏法」/『古事記』と『日本書紀』と『風土記』) 第2章 古代律令神道・律令仏教から中世神道・中世仏教へ(記紀神話の成立とその要点/「神道」とは何か/外来宗教としての仏教/七世紀の宗教革命/最澄と空海/霊的国防都市としての平安京/古代世界の崩壊と中世世界の始まり) 3章 中世における神と仏(伊勢神道の成立と特徴/吉田神道の確立と特徴/神国思想と豊臣秀吉及び徳川家康の切支丹禁止政策と鎖国) 第4章 国学(古学)と幕末維新期の神道と仏教(古代神話─調停的・分治的一者の確立/中世神話─根源的・個的一者の確立/近世神話─仮構的・内向的一者の確立/近代神話─対抗的・外交的一者の確立/柳田國男と折口信夫の民俗学と「新国学」) 第5章 神仏分離(判然)から神仏共働へ─新神仏習合の時代へ(五つの神話とその現代的意味/戦争と平和/戦後神話、柳田國男と折口信夫の新国学再論と霊性の立場/今日問われる日本的霊性) |
ISBN | 9784047034495 (平) |
ヒット数 | 1085 |
作成日 | 2010.01.22 |
更新日期 | 2010.07.06 |
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