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酒井得元老師著作集(二) -- 道元禅の解明
著者 酒井得元
出版年月日2009.10
ページ358
出版者大法輪閣
出版サイト http://www.daihorin-kaku.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート酒井得元、明治45年、名古屋市に生まれる。昭和10年駒澤大学仏教学科卒業。11年、京都紫竹林学堂に入り、京都大学文学部哲学科専科に3年間在学。同14年春、大本山総持寺に安居、後堂であった澤木興道老師に遭う。秋、大本山永平寺安居。16年、澤木老師の天暁禅苑(栃木県・大中寺。19年10月解散)に入り、以後澤木老師に師事。昭和24年より62年まで駒澤大学に奉職。文学博士・名誉教授。32年、金沢市・大乗寺に宗立僧堂が開かれ、澤木老師と共に雲水を指導(37年閉単)。52年より62年まで大本山永平寺眼蔵会講師。平成8年11月22日遷化。
抄録無所得・無所悟・只管打坐、この道元禅の根本を、仏性・法界・授記・信決定・見性などの重要語を論題にして、諸経論・祖録をもとに解き明かす。道元禅師の教えを、大乗仏教の根本より、真正面から学ぼうとする人に最良の書。

目次
序に代えて 河村 孝道
【一】因縁の考察
【二】存在と仏性
【三】仏性の性格
【四】『正法眼蔵』における什麼の意義
【五】仏性と時節
【六】法界の論理的考察
【七】『正法眼蔵』仏性の巻研究序説
【八】授記の意義について
【九】道元禅師の信決定について
【十】永平高祖の見性批判について
【十一】『六祖壇経』における見性の意義
【十二】禅における行の意義
【十三】『六祖壇経』における自性について
【十四】黙照禅の本質
【十五】禅における身体の意義について
【十六】『正法眼蔵』と『伝光録』について
【十七】大乗戒義と禅戒の源流としての『梵網経略抄』
【十八】天台止観と只管打坐
索引
後記 能勢隆之
ISBN9784804612904 (平)
ヒット数493
作成日2010.01.29
更新日期2010.07.28



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