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著者 |
大谷光真=Otani, Koshin
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出版年月日 | 2009.12.25 |
ページ | 219 |
出版者 | 角川書店=Kadokawa Shoten Publishing Co., Ltd. |
出版サイト |
http://www.kadokawa.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 角川文庫;文庫版 |
抄録 | 「朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり」──人は誰でも独りで生まれて死んでいく。そんな厳しい命をどう生きるか、そこに仏教の教えのスタートがある。西本願寺第24代門主が、混沌とした時代を生きる現代人の苦悩を見据えつつ、分かりやすい事例と文章表現によって浄土真宗の教えを記した1冊だ。専門書以外で著者の言葉が幅広く出版されるのは初めてのこと。誰もが願われて生を受けたというポジティブ思考で生きること、善人であることへの執着を捨てて欲望の存在を認めることなど、説かれているのは仏門に入る者の基本中の基本だ。しかしそれらの言葉が「スローライフ」を求める世の機運と重なり、読む者の心を洗ってくれそうだ。生きることは苦しい。人の一生は無常なものである。その人生の中で、何を指針とし、どう自分を律するのか。誰もが抱える虚しさ、苦しさ、奢り、老いへの恐怖、気力の減退、などのつきない悩みに、仏教の知恵を示す。
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目次 | 人はなぜ生きるのでしょう 9 その答えを探すために生きるのです
人はみな、願われて生を受けています 13 あなたの名前には、どんな意味が込められていますか? あなたもまた、「生かされている」いのちにほかなりません
人は誰でも、自分に都合よく生きようとするものです 21 善人とは誰のことですか? 洗いざらい思い返せば、そんなに潔白な人はいないはずです 欲望はあって当然、押さえつける必要はありません 憎しみも怒りも、元をただせばあなたの欲望です 楽は苦の種、苦は楽の種 弱きこころを映し出す鏡をもちましょう 同情や励ましの裏に、「自分のほうがましだ」とほっとするこころが見えます 打算や物事への執着のない生き方を忘れてはいませんか?
鎧を脱いで接したら、世のなかはずっと生きやすい 55 親が子を選べないように、子も親を選べません 生きていて役に立たない人などいないのです 「おかげさまで」のこころを思い出しましょう けさ、大きな声で「おはよう」と言いましたか? 挨拶とは、こころの垣根を押し開ける扉です
「私の生き方」に不安や迷いが生じたら…… 77 むなしさを生むのは、単調な日々でなく、凝り困ったこころです あなたの鏡には何が映っているでしょうか 誰もがいずれは老いていく。 それもまた、人間のつとめなのです あなたはどこから来たのでしょう 大事な声がきちんと聞こえていますか? 信仰とは、神仏にすがることではありません 他力とは、他人をあてにすることではないのです 名誉、財産、子ども、それ以上に大事な「生きた証」があります 何を基準に考え、行動したらよいのでしょう
朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり 125 人は、「独り去り独り来る」ものなのです なぜ、人を殺してはいけないのでしょうか 「後生の一大事」について考えましょう 亡き人をいつも近くに感じるためには いのちのことを考えるのに、早すぎる年齢も遅すぎる年齢もありません 往生は、「めでたきこと」 怨みは怨み返さないことによって鎮まるのです
信心の定まるとき往生また定まるなり 159 「ナモアミダブツ」構えずに、挨拶のような気持ちで始めよう いつもよびかけてくださる方がある。 それは大きな安心です 信心は、仏さまからいただくものです 万物すべてはつながっています それを「縁起」といいます
対談 これからの世の中について 大谷光真・牛尾治朗 177 あとがき 212 文庫版のあとがき 214 白骨章 216 白骨章の大意 218 |
ISBN | 9784043943241 |
ヒット数 | 755 |
作成日 | 2010.07.12 |
更新日期 | 2010.07.12 |
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