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svarupayogyataとakanksa : 新ニヤーヤの言語理論における文の有意味性について=Svarupayogyata and Akanksa : On the Meaningfulness of Sentences According to Navya-Naiyayikas
著者 岩崎陽一 (著)=Iwasaki, Yoichi (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.62 n.3 (總號=n.133)
出版年月日2014.03
ページ1162 - 1166
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English; 日文=Japanese
キーワードakanksa; svarupayogyata; Gangesa
抄録文を構成する諸々の語が,全体としてひとまとまりの観念を表示するために互いの存在を要請し合うこと,すなわち<期待>(akanksa)を有することは,文の構文的な正しさを決定するものであり,それは文が有意味であるための条件である新ニヤーヤの言語理論にこのような考えの示唆が見られることが,Matilal, K. Bhattacharya, Billimoriaらによって指摘されている.これはJagadisa(17c.)らの文献により裏付けられるが,Gangesa(14c.)らの文献では,<期待>に加えて必要な有意味性のもうひとつの条件,<本来的適合性>(svarupayogyata)というものが言及されている.<本来的適合性>を欠いた文とは,構文論的欠陥や形態論的欠陥に依るのではなく,或る観念を表示することが「本来的にできない」文をいっているものと考えられる."ghatah karmatvam anayamam krtih"がその代表例である.<本来的適合性>の概念はやがて<期待>概念の中に回収され,後期新ニヤーヤの文献では稀にしか言及されない.本稿は,これまで研究されてこなかったこの<本来的適合性>という概念の概要を文献にもとづいて示し,上掲の先行研究において行われてきた,文の有意味性を新ニヤーヤの言語理論がどう扱うかという問題の検討をさらに一歩進めようとするものである.
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数165
作成日2015.09.09
更新日期2019.05.23



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