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興教大師の菩提心について:『一期大要秘密集』を中心として=A Thought of Bodhi-citta in Kogyo-Daishi: concerning "Ichigotaiyohimitsushu"
著者 元山公寿 (著) ; 大正大学真言学智山研究室 (編)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.40 (總號=n.54)
出版年月日1991.03.31
ページ97 - 111
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録興教大師の思想は、菩提心が常に底流をなしているo興教大師は、この菩提心について、その著作の中で、さまざまな角度から論じている。特に、この『一期大要秘密集』は、興教大師の著作の中でも、臨終往生という、まさに死を見つめたところでの極楽往生について論じたものである。したがって、ここに説かれている菩提心説は、他の著作に著わされているものとは異なり、かなり浄土教的な色彩の強いものである。これは、浄土経典や、日本の源信の思想的な影響が強いものと思われ、これに真言密教の立場からの解釈を加えて形成されたものであろう。
そしてまた、興教大師とほぼ同時代に活躍した法然は、興教大師とは全く異なる菩提心説を唱え、ここに両者の思想的立場の違いが推測される。この法然の思想は、後世にさまざまな波紋を投げかけ、明恵の痛烈な批判や、親鸞の新たな菩提心解釈が著わされた。
目次はじめに 97
一、『一期大要秘密集』について 98
二、菩提心を発す用心門について 99
三、浄土教の菩提心について 104
四、法然の菩提心について 106
五、明恵と親鸞の菩提心について 109
まとめ 110
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.40.0_97
ヒット数157
作成日2016.09.01
更新日期2022.07.07



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