サイトマップ本館について諮問委員会お問い合わせ資料提供著作権について当サイトの内容を引用するホームページへ        

書目仏学著者データベース当サイト内
検索システム全文コレクションデジタル仏経言語レッスンリンク
 


加えサービス
書誌管理
書き出し
ジャイナ教在家信者はいかなる条件のもとでsallekhanāが認められるのか?=Under Which Conditions Is sallekhanā Permitted for Jain Laity?
著者 堀田和義 (著)=Hotta, Kazuyoshi (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.64 n.3 (總號=n.139)
出版年月日2016.03
ページ1119 - 1124
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードśrāvakācāra; sallekhanā; suicide
抄録ジャイナ教にはsallekhanaと呼ばれる死に至る断食があり,古くから在家信者によっても実践されてきた.このsallekhanaは自殺と見なされることもあったため,ジャイナ教は繰り返しその相違を強調してきた.本稿は,在家信者の行動規範を扱うシュラーヴァカ・アーチャーラ文献の記述を通して,sallekhanaが認められる条件を検討する.最初にsallekhanaの語形に焦点を当てる.空衣派のサンスクリット文献はsallekhana, sallekha, sallekhana, sulekhana, sallesanaを,白衣派はsamlekhanaを用いる.空衣派のプラークリット文献もsallehana, sallihana, sallekhanaを,白衣派はsamlehanaを用いることから,Tattvarthasutraの特徴として指摘されてきた宗派による前綴りの音の違いが他の文献にも当てはまることを明らかにする.次に,sallekhanaの位置付けを確認する.文献の中にはsallekhanaを学習戒に含めるもの,含めることなく説明するもの,その説明に一章を割いて詳述するものなどがあり,sallekhanaの実践は義務とまでは言えなくとも,熱心な者には推奨されてきたことを示す.最後に,sallekhanaの実践が認められる条件を検討する.sallekhanaが認められる条件としては災難,飢饉,老齢,不治の病の4つが核であり,「死期が近付いた時」「ダルマのため」などの文言はそれらを緩やかに包括すること,また4つの条件は必要に応じて減らされ,最少の場合にはそれらすべてを含む「死期が近付いた時」という表現になることを明らかにする.
目次Introduction 1119
1. Word-Forms of sallekhanā 1119
2. The Place of sallekhanā in the Codes for Laypersons 1120
3. Under Which Conditions Is sallekhanā Permitted? 1120
4. Conclusion 1121
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数197
作成日2016.12.16
更新日期2019.06.06



Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。

注意:

この先は にアクセスすることになります。このデータベースが提供する全文が有料の場合は、表示することができませんのでご了承ください。

修正のご指摘

下のフォームで修正していただきます。正しい情報を入れた後、下の送信ボタンを押してください。
(管理人がご意見にすぐ対応させていただきます。)

シリアル番号
569691

検索履歴
フィールドコードに関するご説明
検索条件ブラウズ