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上座部註釈家ダンマパーラを巡る「二人説」と「一人説」の是非=How Many Dhammapalas Were There? |
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著者 |
清水俊史 (著)=Shimizu, toshifumi (au.)
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掲載誌 |
印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
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巻号 | v.64 n.3 (總號=n.139) |
出版年月日 | 2016.03 |
ページ | 1140 - 1146 |
出版者 | 日本印度学仏教学会 |
出版サイト |
http://www.jaibs.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 英文=English |
キーワード | Commentary; Theravāda; Nettipakaraṇa |
抄録 | 本稿は上座部の大註釈家ダンマパーラ(Dhammapala)に帰せられる著作群を研究対象として,これまで不明確であったその成立順序と,および真作/偽作の問題を検討した.(1)結論として,ダンマパーラに帰せられる著作群の引用関係を精査することで,その成立順序が,『導論註』→『阿毘達磨復々註』→『小部註』→『清浄道論註』→『ニカーヤ複註』であることが明らかとなった.(2)さらに,ダンマパーラに帰せられる著作群においては,『導論』がパーリと呼ばれ,それに高い権威性が認められており,このような特徴はダンマパーラに付託される著作群においてのみ終始一貫して確認される.従って,『導論』を重視する姿勢は,ダンマパーラの思想における特徴であり,これら著作群の著者が「一人のダンマパーラ」に帰せられることを示している.以上のように本稿では,(1)ダンマパーラに付託される著作群の成立順序と,(2)その著作群が「一人のダンマパーラ」に帰せられ得る根拠を提示した. |
目次 | Introduction 1140 1. Temporal Relationship of Works 1140 2. About Two-Person Theory 1141 3. About Single-Person Theory 1142 Conclusion 1144 |
ISSN | 00194344 (P); 18840051 (E) |
ヒット数 | 120 |
作成日 | 2016.12.19 |
更新日期 | 2019.06.10 |
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