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sTeng lo tsā ba Tshul Khrims 'byung gnas : 『律経自註』のチベット語翻訳者=sTeng lo tsā ba Tshul khrims 'byung gnas : Tibetan Translator of the Vinayasūtravrtty-abhidhāna-svavyākhyāna
著者 米沢嘉康 =Yonezawa, Yoshiyasu
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.64 n.3 (總號=n.139)
出版年月日2016.03
ページ1147 - 1154
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードsTeng Tshul khrims 'byung gnas; lo tsā ba (translator); Vinayasūtravrtty-abhidhāna-svavyākhyāna; Mathurā; manuscript transmission
抄録『律経』は,チベットにおける教育課程における重要な基本的なテキストの一つである.その『律経』はチベットの前伝期において知られていたが,その自註とされる『律経自註』(Vinayasutravrtry-abhidhana-svavyakhyana)は後伝期になってチベット語に訳出された.その翻訳は,カシミール出身のアランカーラデーヴァと,チベット人のツルティム・チュンネーによってなされた.本稿では,まず,『律経自註』の書誌情報を提供する.そのなかで,『律経自註』はマトゥラーで伝承されていたことを明らかにする.次に,カシミール出身のアランカーラデーヴァ(Alankaradeva)とチベット人のツルティム・チュンネー(Tshul khrims 'byung gnas),それぞれの略伝を『青史』(Deb ther sngon po)などによって確認する.そのなかで,チベット人のツルティム・チュンネーは,翻訳官(lo tsa ba)として活躍したばかりでなく,サンスクリット語写本をチベットにもたらした人物であることが明らかになる.その物証としてウメ字で筆写されている『律経』写本表紙の記述を指摘する.最後に,ツルティム・チュンネーのインドでの交遊関係から,12世紀の汎チベット文化圏を想定することを提言している.
目次1.Preamble 1147
2.Bibliographical Information on VS and Its Commentaries 1147
2.1.The Title of VSS
3.Tibetan Translators of VSS 1149
3.1.Translations Other than VSS
3,2.Activities of sTeng lo tsā ba Tshul khrirns 'byung gnas
3.3.Notes on the Cover Folio of VSMSB
3.4.(Jo)Tsa mi (Sangsrgyas grags pa)
4.Conclusion 1151

ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数346
作成日2016.12.19
更新日期2019.06.10



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