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Prajñāpradīpaとその注釈書における世俗諦=Conventional Truth in the Prajñāpradīpa and Its Ṭikā |
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著者 |
西山亮 (著)=Nishiyama Ryo (au.)
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掲載誌 |
印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
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巻号 | v.64 n.3 (總號=n.139) |
出版年月日 | 2016.03 |
ページ | 1200 - 1205 |
出版者 | 日本印度学仏教学会 |
出版サイト |
http://www.jaibs.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 英文=English |
キーワード | saṃvṛti; anutpāda; Prajñāpradīpa-ṭikā |
抄録 | Prajnapradipa-tika第1章においてその著者Avalokitavrataは,dharmaについて「自相を保持するからdharmaである」というように『倶舎論』と同様に定義した上で,自相を,「世俗的な諸法の自相」(kun rdzob pa'i chos rnams kyi rang gi mtshan nyid)と言い換え,さらにそれを不浄(ma dag pa)と浄(dag pa)との二つに分類する.前者に関しては色(rupa)にある「壊れる」という特徴などが挙げられ,もう一方には「無自性」と「不生」とが相当するとされる.本稿においては,Avalokitavrataの示した世俗法の有する,「無自性」や「不生」といった,ものごとの在り方に関する中観派としての立場を表す相に着目し,それを二諦説の文脈の中で論じた.また,PrajnapradipaおよびPrajnapradipa-tika第24章の世俗諦には,pudgalaに関する言明と,dharmaに関するそれが示されており,論考を通じて,BhavivekaとAvalokitavrataの世俗諦の中には複数の層が設けられていることを明らかにした. |
目次 | 1.Two Levels of the Conventional Truth in the 24th Chapter of the Prajñāpradīpa and Its Ṭikā 1200 2.Third Level of the Conventional Truth in the First Chapter of the Prajñāpradīpa-ṭikā 1202
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ISSN | 00194344 (P); 18840051 (E) |
ヒット数 | 307 |
作成日 | 2016.12.19 |
更新日期 | 2019.06.10 |
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