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インド後期密教におけるヤントラの展開=The Historical Context of the Yantra Rites in the Vajrayāna Literature
著者 倉西憲一=Kuranishi, Kenichi
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.64 n.3 (總號=n.139)
出版年月日2016.03
ページ1227 - 1231
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードyantra; rite; Kṛṣṇayamāritantra; Saṃvarodayatantra
抄録ヤントラは,インドにおいて宗教の如何を問わず,古くから作成使用されてきた.インドの宗教においては,ヤントラは特に儀礼の補助あるいはその中心的役割をもった道具として使われている.ヤントラは基本的に線と文字で構成され,幾何学的図形で表されることが多く,その類似性からしばしば対比されるマンダラとは異なり,尊像など絵が描かれることはない.本論文で焦点を当てるインド後期密教のヤントラは,特に息災や調伏といった特定の願望成就を目的とした儀礼で使われていた.インド密教文献史上でヤントラ儀礼が組織的に登場するのは,およそインド後期密教が展開しはじめた9世紀ごろと考えられる.ただし,ヤントラ儀礼はそれ程多くのタントラで取りあげられているわけではない.ヤントラ儀礼を特に重要視し詳しく取りあげているのは,9世紀頃に編纂された『クリシュナヤマーリタントラ』である.そして,おそらくおよそ百年後に登場した『サンヴァローダヤタントラ』にも同じくヤントラ儀礼が説かれており,その文章から前者との密接な関係をうかがうことが出来る.そこで,これら二つのタントラの記述を比較し,インド後期密教におけるヤントラ儀礼の展開を垣間見ることが本論文の目的である.
目次1.Preface 1227
2.0n the Yantra Rites 1228
3.Historical Contexts of the Yantra Ritesin KYT and SUT 1228
3.1.KYT and SUT
3.2.A Comparison of the Yantra Description of the Two Tantras
Conclusion 1230
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数238
作成日2016.12.19
更新日期2019.06.10



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