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『みどりご』誌にみる後期多田鼎の信仰理念=Kanae Tada’s Views on Faith in his Later Period as Seen in the Midorigo Journal
著者 春近敬 (著)=Haruchika, Takashi (au.)
掲載誌 武蔵野大学仏教文化研究所紀要=Journal of Institute of Buddhist Culture, Musashino University=ムサシノ ダイガク ブッキョウ ブンカ ケンキュウジョ キヨウ
巻号n.33
出版年月日2017.02.24
ページ49 - 69
出版者武蔵野大学仏教文化研究所
出版サイト http://www.musashino-u.ac.jp/bukken/
出版地西東京市, 日本 [Nishitokyo-shi, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
キーワード多田 鼎=Kanae Tada; 浩々洞=Koukoudou; 浄土真宗=Jōdo Shinshū; 近代仏教=Modern Buddhism
抄録The purpose of this paper is to clarify the features of Kanae Tadaʼs (1875-1937)faith and thought after 1914, the second half of his life. It deals mainly with articles in the magazine Midorigo. The following results were obtained: (1)In the second half of his life, Tada opposed any understanding of Buddhism based on oneʼs own personal experience or personal introspection as advocated by teachers such as Daiei Kaneko and Haya Akegarasu. (2)Moreover, he criticized “academic” understanding of the Buddhist teachings. (3)He believed that only oneʼs sincere faith in Amitābha Buddha brought out the correct Buddhist understanding.
目次一. はじめに 50
問題の所在 50
多田の生涯 51
多田の思想遍歴 53
二. 記述への意識 54
雑誌『みどりご』 54
書き言葉へのこだわり 54
三. 体験に対する姿勢 56
内観批判 56
自己肯定に対する批判 58
四. 学問に対する姿勢 60
学術的思考について 60
学問の理念 63
五. 信の正当性の根拠 65
おわりに 67
ISSN18820107 (P)
ヒット数300
作成日2017.08.04
更新日期2018.02.27



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