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パーリ上座部における四大教法の理解 : 「法と律」「経と律」「世尊の言葉」の意味を巡って=The Theory Of the Cattaro Mahapadesa In Theravada |
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著者 |
清水俊史 (著)=Shimizu, Toshifumi (au.)
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掲載誌 |
仏教大学総合研究所紀要=Bulletin of the Research Institute of Bukkyo University=ブッキョウ ダイガク ソウゴウ ケンキュウジョ キヨウ
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巻号 | n.23 |
出版年月日 | 2016.03.25 |
ページ | 77 - 94 |
出版者 | 佛教大学総合研究所 |
出版サイト |
http://www.bukkyo-u.ac.jp/facilities/labo/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
キーワード | 上座部註釈文献; ブッダゴーサ; ダンマパーラ; 仏説論 |
抄録 | 四大教法は,仏滅後に新たに提示された教説が「世尊の言葉」(仏説)として認められるか否かを決定する理論として知られる。上座部註釈文献を対象とした従来の諸研究では,この四大教法は「上座部三蔵に含まれる典籍の正統性・権威性を保証し,他教団の典籍の混入を防止する役割がある」とされ,ここに説かれる「世尊の言葉」「法と律」「経と律」という用語も「三蔵」を意味すると理解されてきた。本稿は,この従来説を再検討することで,上座部における四大教法は,新たに提示された教説が正しい仏教理解に基づいた「解脱に資する教え」であるか否かを判別するための理論であることを指摘する。 |
目次 | 【抄録】 77 問題の所在 77 第1節 予備的考察 78 第1項 二種の四大教法 79 第2項 四大教法の三蔵と関係 80 第2節 「経に属する四大教法」と三蔵の関係 81 第1項 VinA.おける四大教法理解 82 第2項 MNA.104「サーマガーマ経註」における四大教法理解 83 第3節 DNA.16「大般涅槃経註」における四大経法 86 第1項 「経と律」の定義 86 第2項 「法と律」の定義 88 第3項 「大般涅槃経註」における四大経法の意味 90 結論 90 |
ISSN | 13405942 (P) |
ヒット数 | 190 |
作成日 | 2020.06.03 |
更新日期 | 2020.06.04 |
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