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『華厳経』と『維摩経』
著者 西野翠 (著)=Nishino, Midori (au.)
掲載誌 2019華嚴專宗國際學術研討會論文集上冊
出版年月日2019.10
ページ143 - 170
出版者財團法人臺北市華嚴蓮社
出版サイト https://www.huayen.org.tw/index.aspx
出版地臺北市, 臺灣 [Taipei shih, Taiwan]
資料の種類會議論文=Proceeding Article
言語日文=Japanese
ノート作者單位:大正大学綜合佛教研究所 研究員
キーワード『華厳経』=Avataṃsakasūtra; 『維摩経』=Vimalakīrtinirdeśa; É tienne Lamotte; 無尽灯; 大乗仏教の神秘主義; 鈴木大拙; 玉城康四郎; 全人格的思惟
抄録 『維摩経』(Vimalakīrtinirdeśa)と『華厳経』(Avataṃsakasūtra)との関連について,エティエンヌ・ラモット(Étienne Lamotte)が仏訳『維摩経』(L’Enseignement de Vimalakīrti)のなかで指摘している3点を中心に考察する.その3点とは,1) 副題を巡る共通性, 2)「無尽灯」の寓話を巡る共通性,3) 経典成立の背景に見る共通性,である.これらに加えて,経典編纂の社会的地理的背景にみる両経典の共通性という点からも,『華厳経』と『維摩経』との関連について考えてみた.また,大乗仏教の神秘主義という視点から,『華厳経』について一考を加え,玉城康四郎の仏教的思惟(全人格的思惟)に触れた.最後に,『華厳経』の霊性を重んじた鈴木大拙が説く『華厳経』の学び方に注目した.
目次1. 副題にみる両経典の共通性―ラモットの指摘(1) 145
1-1 「不可思議解脱」を含む『維摩経』の副題 145
1-2 『維摩経』における「不可思議解脱」の内容と意味 147
1-3「不可思議解脱」を含む『華厳経』の副題 149
1-4 『華厳経』における「不可思議」 153

2. 「無尽灯」の寓話を巡る両経典の共通性―ラモットの指摘(2) 154
2-1 『維摩経』における「無尽灯の法門」 154
2-2 「無尽灯の法門」の淵源 155
2-3 『華厳経』に見る「無尽灯の法門」 156
2-4 仏教経典における「灯明」の意味 ―『華厳経』の例 156
2-5 菩薩の仏国土建設と「無尽灯」 157

3. 『維摩経』の資料の源泉としての『華厳経』―ラモットの指摘(3) 158

4. 経典編纂の社会的地理的背景にみる『華厳経』と『維摩経』の共通性 159

5. 大乗仏教の神秘主義と『華厳経』 160
5-1 大拙の『華厳経』―経典全体を包む不可思議感 160
5-2 『華厳経』と西洋哲学 162

Bibliography 166
経典など 166
書籍 166
論文 167
ヒット数1200
作成日2021.12.02
更新日期2024.01.19



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