サイトマップ本館について諮問委員会お問い合わせ資料提供著作権について当サイトの内容を引用するホームページへ        

書目仏学著者データベース当サイト内
検索システム全文コレクションデジタル仏経言語レッスンリンク
 


加えサービス
書誌管理
書き出し
ダンナドン信仰:薩摩修験と隠れ念仏の地域民俗学的研究
著者 森田清美 (著)
出版年月日2001.05
ページ364
出版者岩田書院
出版サイト http://www.iwata-shoin.co.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
キーワード修験道; 山岳崇拝; 密教; 民間信仰--鹿児島県
抄録「鹿児島県串木野市の西北に位置する集落には、ダンナドン(檀那殿)信仰が残っている。ダンナドンとは、テラ(寺)、あるいはウチデラ(内寺)ともいわれ、葬送・滅罪儀礼、追善供養を行う菩提寺のことである。それに、御神体であるオヤサマ(御祖様)を指すこともある。そこには、いわゆる山岳信仰の流れを汲む「隠れガン(神)」と呼称される「隠れの阿弥陀」信仰が、古くから伝承されているのである。

これは葬送儀礼を中心として展開されるもので、仏教の浄土教思想の影響を強く受けながらも、極めて呪術性の強い、現世利益の色彩の濃い宗教である。それは、古来の日本人の死霊に対する恐怖観に根ざしたもので、誦経力に優れた司祭者としてのトナイモン (年の者)と呼ばれる古老と、地神盲僧、巫女の三者が、鎮魂・滅罪儀礼において、それぞれの役割を持ち、三者の機能が複雑に錯綜しながら村社会での宗教生活が繰り広げられる。
目次序 論
第1章 研究の課題と方法
第2章 「ダンナドン信仰」関係の研究史

本 論
第1章 荒川・羽島地区の概況
第2章 屋敷と族縁関係
第3章 「ダンナドン」の歴史と活動
第4章 「ダンナドン」の機能
第5章 「ダンナドン」の司祭者「トナイモン」の継承について
第6章 「ダンナドン」の「トナイモン」、巫女、地神盲僧との関係

結 論
「ダンナドン」の口伝経文関係資料
ISBN4872942086
関連書評
  1. 書評と紹介 森田清美著『ダンナドン信仰 -- 薩摩修験と隠れ念仏の地域民俗学的研究』 / 古賀和則 (著)=Koga, Kazunori (au.)
ヒット数106
作成日2022.05.17
更新日期2022.05.17



Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。

注意:

この先は にアクセスすることになります。このデータベースが提供する全文が有料の場合は、表示することができませんのでご了承ください。

修正のご指摘

下のフォームで修正していただきます。正しい情報を入れた後、下の送信ボタンを押してください。
(管理人がご意見にすぐ対応させていただきます。)

シリアル番号
640294

検索履歴
フィールドコードに関するご説明
検索条件ブラウズ