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『金剛錍』の撰述目的と野客について=Zhanran’s Purpose in Writing the Diamond Scalpel and the Identity of the “Visitor from the Wilds”
著者 柏倉明裕 (著)=Kashiwagura, Akihiro (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.66 n.2 (總號=n.144)
出版年月日2018.03.20
ページ542 - 546
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
キーワード湛然; 野客; 異義; 『金剛錍』; 『法華經』
抄録Until now, it was thought that Diamond Scalpel (Jinangpi 金剛錍) was written by Zhanran 湛然 to criticize other schools of thought, and that the “visitor from the wilds” (yeke 野客) was a person critical of Zhanran. In this paper, I examine these points with following conclusion: First, the Diamond Scalpel is not a work of criticism but is based on the notion of “opening up the coarse and revealing the sublime” (kaicu xianmiao 開麁顕妙) of the Lotus Sūtra. Moreover, the different thoughts are treated from this standpoint. Second, the “visitor from the wilds” is someone who receives Zhanran’s teaching, and the former’s thought is one that was current among the people of the time.
目次一 はじめに 542
二 『金剛錍』に見られる異義 542
三 『止觀義例』当時の佛教理解状況 543
四 野客の変化 544
五 『金剛錍』の撰述目的 544
六 おわりに 545
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.66.2_542
ヒット数255
作成日2022.08.02
更新日期2022.08.02



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