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般若経における忍辱波羅蜜=Investigating the kṣāntipāramitā in the Prajñāpāramitāsūtras
著者 鈴木健太 (著)=Suzuki, Kenta (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.68 n.1 (總號=n.149)
出版年月日2019.12.20
ページ401 - 395
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
キーワード忍辱波羅蜜; 『道行般若経』; 般若経
抄録This paper investigates the kṣāntipāramitā in the smaller Mahāprajñāpāramitāsūtras. Translated terms in the Daoxing banruo jing 道行般若経 (T. 224), the oldest version of the smaller Mahāprajñāpāramitāsūtras, were examined first. The translator of the Daoxing banruo jing, Lokakṣema, had translated kṣānti into 忍辱, kṣāntipāramitā into 羼提波羅蜜, and anutpattikeṣu dharmeṣu kṣāntiḥ into 無所従生法楽. Moreover, the Daoxing banruo jing barely explained the contents of the practice of kṣānti. In conclusion, the smaller Mahāprajñāpāramitāsūtras did not change the contents of kṣānti practice already known through other sūtras and elsewhere.
目次1.はじめに 401
2.議論の前提 401
3.『道行経』において支婁迦讖が用いた訳語 401
3.1. 「kSAntipAramitA」に対する訳語:「因提波羅蜜」 400
3.2. 「kSAnti」に対する訳語:「忍辱」 400
3.3. 「anutpattikeSu dharmeSu kSAntiH」に対する訳語:「無所従生法楽」 399
4.小品系般若経に説かれる「忍辱波羅蜜」「忍辱」の実践内容 399
4.1. 梵文『八千頌』の用例 399
4.2. 対応する箇所の『道行経』の記述 398
5.「波羅蜜」と呼ばれるための条件 397
6.おわりに 395
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.68.1_401
ヒット数178
作成日2022.09.23
更新日期2022.09.23



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