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『摂大乗論』における法界について=On dharmadhatu in the "Mahayanasamgraha"
著者 佐藤俊哉 (著)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.37
出版年月日1988.03.31
ページ53 - 66
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録瑜伽行唯識派の論書の中から、特に『摂大乗論』を取り上げて、そこに説示される法界について考察する。以下、本稿の要旨を述べる。『摂大乗論』と『阿毘達磨大乗経』とは密接な関係にあり、「所知依分」・「所知相分」において、法界は実践的色彩の濃い場面に説かれている。続く「入所知相分」において、その語は菩薩の見道を説明する中に示されており、世親釈・無性釈によれば、新たに法身という概念が提示され、また世親釈には、それと並行して法界という概念も説かれている。その点に関して『摂大乗論』の本文を参照すると、「彼果智分」において、法身は常住、遍満と説かれており、また、法界を法身と捉えるなど特筆すべき点がある。それらは如来蔵思想に通じる見解であるが、『摂大乗論』においては、法身は転依によって得られるとして修行実践の必要性が強調される。その転換の構造に二分依他の思想が導入される点も重要であろう。
目次はじめに 53
Ⅰ 55
Ⅱ 57
Ⅲ 61
註 64
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.37.0_53
ヒット数186
作成日2023.03.27
更新日期2023.03.31



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