|
|
|
『梁塵秘抄』二句神歌、石清水歌の若宮の伝承=An interpretation of Kamiuta No. 500 in "Ryojinhisyo" |
|
|
|
著者 |
鈴木佐内 (著)
|
掲載誌 |
智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
|
巻号 | v.39 |
出版年月日 | 1990.03.31 |
ページ | 111 - 125 |
出版者 | 智山勧學會 |
出版サイト |
https://www.chisankangakukai.com/
|
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
抄録 | 『梁塵秘抄』二句神歌、「石清水五首」(実数六首)中の、「若宮のおはせんよには貴御前、錦を延へて床と踏ません」(五〇〇)の一首に於ける「若宮」は、諸説、仁徳天皇をあてるが、往時の若宮についての伝承からすると、主神の大菩薩(応神天皇)と比〓大神(沙竭羅龍王の女)との子とするのが適切と思われる。また「貴御前」については、この一首の伝承歌謡的性格からすると、仮想された若宮妃であって、具体的に求めるべきものではないと思われる。「若宮の」の一首を含めて、石清水歌六首の中には、この宮寺の臨時祭、放生会等の祭事の場の東遊びの求子歌として用いられたものもあったのではないかと推測される。 |
目次 | 〈論文要旨〉111 一 111 二 113 三 119 四 121 注 124 |
ISSN | 02865661 (P) |
DOI | https://doi.org/10.18963/chisangakuho.39.0_111 |
ヒット数 | 11 |
作成日 | 2023.03.31 |
更新日期 | 2023.04.07 |
|
Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。
|