|
|
|
|
著者 |
中村元 (著)=Nakamura, Hajime (au.)
|
出版年月日 | 2003.11.01 |
ページ | 260 |
出版者 | 東京書籍 |
出版サイト |
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/
|
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
シリーズ | 現代語訳大乗仏典 |
シリーズナンバー | 5 |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 肖像あり 請求記号: 183.08-N37-5 内容: 華厳経 楞伽経 仏教図書共通分類表: 183.08 |
キーワード | 経典; 華厳経; 楞伽経 |
抄録 | 大乗仏典の中でも深い哲学思想を述べたものとして有名な『華厳経』の重要な章や経句をとりあげ,難解といわれるこの経典のエッセンスを示す。禅宗に大きな影響を与えた『楞伽経』もとりあげる。
深い哲学思想を述べ難解とされる『華厳経』と,禅宗と関わりの大きい『楞伽経』のエッセンスを示す。
深い哲学を述べた経典の真理の世界と菩薩行を説く。
インド学・仏教学の泰斗が、主要な大乗仏典17の精髄を現代語に訳し、わかりやすく解説する入門叢書の第5弾。真理の世界と菩薩行を説く「華厳経」、唯心の実践「楞伽経」を解説。 |
目次 | はしがき
第1章 真理の世界――『華厳経』(一) 『華厳経』と東大寺の大仏 『華厳経』のなりたち 法界縁起の説 世界成立の所以 真理の世界から見た現実のすがた 荘厳された世界 遍満する仏の法身
第2章 菩薩行の強調――『華厳経』(二) 初発心時に正覚を成ず 唯心偈――一切は心から現れる 心の修養、自利即利他 懺悔の実践
第3章 善財童子の求道――『華厳経』(三) 一 善財童子が道を求める 長者の子、善財童子 菩薩の道を問う 遊女の教え
二 〈さとりを求める心〉 『往生要集』にみる「入法界品」 発菩提心の勧め
三 晋訳『華厳経』のめざすもの――六十巻本の末尾の偈 普賢菩薩の説く教え 諸仏の徳を讃える 仏の三業を讃える 尽きることのない仏の徳
四 「普賢菩薩行願讃」――四十巻本の末尾の偈 日本仏教への影響 諸仏を敬礼し、この世にとどまることを願う 修行の完成をめざす 三世の劫の海を渡る すばらしい行いの完成 普賢の願をとなえる 十種の広大な願い
第4章 唯心の実践――『楞伽経』 禅宗への影響 ラーヴァナによる仏の勧請 諸識の根本にあるアーラヤ識 七種の本性を説く 無影像すなわち如来蔵の門 四種のしかたで真理を観ずる 自証の法と本住の法 殺生、食肉を禁ず
付録 特論 人類の思想史の流れにおける『華厳経』 縁起の思想 十二因縁説の比較 インドにおける華厳教学の基礎 西洋の哲学への影響 中国の儒学思想による改変
あとがき |
ISBN | 9784487732852; 4487732859 |
ヒット数 | 187 |
作成日 | 2023.05.09 |
更新日期 | 2023.05.09 |
|
Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。
|