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座標軸としての仏教学:パーリ学僧と探す「わたしの仏教」
著者 勝本華蓮 (著)=Katsumoto, Karen (au.)
出版年月日2009.05.01
ページ324
出版者佼成出版社
出版サイト https://kosei-shuppan.co.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート参考文献: p312-313
索引あり
請求記号: 180.4-Ka88
仏教図書共通分類表: 180.4
キーワード仏教
抄録2500年の歴史をもつ仏教の特徴は「多様性」にあるといわれます。著者自身も、在家に生まれて広告会社を起業したのち、浄土信仰や『法華経』に親しみ、天台宗での得度を経て、現在はパーリ仏教の研究者として活躍中です。本書は、著者が自身の信仰遍歴と研究に基づいて、原始仏教―インド大乗仏教、中国仏教、日本の仏教導入期から現代の宗派仏教までをやさしく解説します。読者一人ひとりが「自分の仏教」をつかみとれる仏教書。

各章の冒頭に「読めば仏教学が好きになる」コラムを挿入
引用するパーリ仏典の典拠を明記
仏教語(術語・固有名詞)の検索に便利な「語句索引」付き

人は必ず死ぬのだから、
そのための心構えが必要だ。
釈迦が説いた「最善の死に方」とは――。
花園大学教授佐々木閑(ささき・しずか)氏推薦

2009年4月発刊の岩波文庫『禅林句集』(足立大進・編)の序文に「……『意訳は読むな!』と先師、朝比奈宗源老漢に叱責されることも多かった」と書かれています。

これは修行者一人一人が公案を通して自分の仏教と向き合うことを説く臨済禅において、いわば「他者の仏教」である市販の解説書に頼る姿勢を戒めた言葉であると思います。

本書『座標軸としての仏教学』の著者勝本華蓮氏も、本書のなかで「……解説書は必ず読み比べ、誰かの解釈を鵜のみにしないことが大切である。原典が読めるようになるとさらに深い理解ができるので、もし奇特な方がおられたら、パーリ語を学ぶことをお勧めしたい」と語っています。

本書の巻末に参考文献として、パーリ語の仏教経典の現代語訳テキストも紹介されていますので、より主体的に仏教を学ぼうとする方は、ぜひ参考になさってください。

思想と信仰との間で我々は何を規範とし,何を選択するのか。気鋭のパーリ語仏教文献学者が探る。

多様化した仏教のなかで、自分の信じる仏教が、仏教世界のどこに位置するのか座標軸上での位置を確認する。
目次まえがき
第一章 もとはといえば〈覚りの仏教〉
第二章 うまずたゆまず〈解脱への修行道〉
第三章 あいまいもこ〈小乗と大乗の境界〉
第四章 よりどりみどり〈大乗仏教の教義〉
第五章 めぐりめぐって〈東南アジアの仏教〉
第六章 つまるところ〈日本の仏教〉
第七章 なにはともあれ〈日本仏教の変容〉
第八章 ひととおりでない〈仏教の実践〉
あとがき
参考文献
索引
ISBN9784333023806; 4333023807
ヒット数36
作成日2023.08.21
更新日期2023.08.22



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