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仏教思想論 下
著者 松本史朗 (著)=Matsumoto, Shiro (au.)
出版年月日2013.04.01
ページ544
出版者大蔵出版
出版サイト https://www.daizoshuppan.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート索引あり
請求記号: 181-Ma81-2
仏教図書共通分類表: 181.1
キーワード仏教哲学
抄録再び「如来蔵思想とは何か」を問う
上巻に引き続き、瑜伽行派の「一乗」解釈は〈三乗真実説〉であり、一般には〈一乗真実説〉を説いていると考えられてきた『勝鬘経』や『宝性論』も、実は〈一分不成仏〉を説いていることを論じる。

下巻では、瑜伽行派の代表的な典籍である『大乗荘厳経論』の「一乗」解釈は、「菩薩だけが成仏できる」という〈三乗真実説〉であること、さらに〈一乗真実説〉を説いていると一般に考えられてきた『勝鬘経』や如来蔵思想の代表的な典籍である『宝性論』も、実は「衆生の一部分は成仏できない」という〈一分不成仏〉を説いていることを論じる。

『大乗荘厳経論』の「一乗」解釈は“菩薩だけが成仏できる”という“三乗真実説”であるが、“一乗真実説”を説いていると一般に考えられてきた『勝鬘経』や『宝性論』も、実は“衆生の一部分は成仏できない”という“一分不成仏”説を説いているのではなかろうか。再び“如来蔵思想とは何か”を問う。

如来蔵思想の代表的論書である「宝性論」が説いている説について考え、「大乗荘厳経論」及び「大乗荘厳経論釈」における一乗の解釈や、「勝鬘経」の思想的立場を検討することで、“如来蔵思想とは何か”を問う。
目次第4章 『宝性論』の種姓論(仏性と種姓;『宝性論』における“vi´suddhi”;『宝性論』における“一切衆生如来蔵”と“二種の種姓”説;『宝性論』における「如来」の解釈;仏性を浄化する種性;『智光明荘厳経』と『性起経』;一闡提無涅槃説の解釈)
第5章 瑜伽行派の一乗思想(『大乗荘厳経論釈』“一乗思想”関説部分のテキスト・漢訳・和訳;『大乗荘厳経論釈』“一乗思想”関説部分の考察;“声聞授記”に関する瑜伽行派の解釈)
第6章 『勝鬘経』の思想的立場(『勝鬘経』と「化城喩品」;『楞伽経』における「意生身」と「不可思議変化死」;『勝鬘経』における“二乗方便説”の意義)

*なお、当初、下巻に『法華経』の一乗思想についての論文を掲載する予定でしたが、分量的な観点から、その論文を独立させ、『法華経思想論』(2010年発行)として刊行いたしました。
ISBN9784804305851; 4804305858
ヒット数39
作成日2023.08.31
更新日期2023.08.31



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