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人間主義の旗を:寛容・慈悲・対話
著者 池田大作 (著)=Ikeda, Daisaku (au.) ; ウンガー, フェリックス (著)=Unger, Felix (au.)
出版年月日2007.08.24
ページ320
出版者東洋哲学研究所
出版サイト https://www.totetu.org/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
キーワード宗教
抄録「ヨーロッパ科学芸術アカデミー」のウンガー会長と、《人類共通の倫理》の確立を目指して語り合った対談集。東洋哲学研究所創立45周年記念出版であり、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の入信60周年にあたる2007年8月24日に発刊された。

物質主義から人間主義へ。ヨーロッパ科学芸術アカデミー会長と創価学会・池田名誉会長との対談集。

今、「哲学なき時代」の哲学とは? 魂なき「物質主義」ではなく、自由なき「国家主義」でもなく、慈愛なき「市場主義」でもない、「人間主義」を提唱する。『東洋学術研究』に連載された対談をもとに加筆・修正して単行本化。


ヨーロッパ科学芸術アカデミーは、欧州のみならず、北南米、中東、アジアなど50数カ国に1200人に及ぶメンバーを擁する一大知性集団である。科学・技術を、より人間的なものへ――その志のもとに設立された。池田会長は同アカデミーの名誉評議員である。

同アカデミーは、SGIも参加して、1997年から宗教間対話シンポジウムを開始。「9.11」直後からは「四大宗教間対話シンポジウム」を開催して、「共生」の道を探求してきた。

ますます暴力的になりゆく世界にあって、その背景に、物質主義の拡大と、それによる人間性の退化があるとすれば、精神性の復興のために、宗教、哲学、倫理の役割は、きわめて大きい。では、その力を発揮させるには何が必要なのか?

ウンガー会長は言う。

「今、諸宗教に共通する価値観が失われ、それに代わって物質主義的な価値観が拡大しています。この傾向をグローバル化がさらに強めています。その結果、生命の価値が薄められ、『殺』が多発しているのです。『宗教の衰退』と『物質主義の増大』。この流れに歯止めをかけ、昔から受けついできた伝統的価値観を思い出すべきです」

そして池田SGI会長は言う。

「キリスト教も仏教も『殺すなかれ!』と説いています。『非暴力』『不殺生』。こうした世界宗教に共通する根本の教えを『地球全体の倫理』の基盤とせねばなりません。この二十一世紀にこそ――。そのためにも宗教間対話が必要です。暴力におびやかされる民衆の悲惨を救うために戦わずして、自己自身の魂の救済などありえません」

創立者とウンガー博士は、1997年、2000年、2001年、2006年と対話を重ね、また往復書簡などで意見を交換。『東洋学術研究』(2004年第2号~2006年第1号)誌上に4回の対談を連載した。今回、その内容に新たに2章を加えて、対談集発刊の運びとなったものである。

「哲学なき時代」といわれる現代にあって、求められている哲学の要件とは何か? 魂なき「物質主義」ではなく、自由なき「国家主義」でもなく、慈愛なき「市場主義」でもなく、寛容・慈悲・対話を主柱とする 「人間主義」こそ――この共通の信念から、多角的なテーマで、語らいが繰り広げられている。
目次略歴 フェリックス・ウンガー

序章  ヨーロッパ科学芸術アカデミーとSGI
非暴力を「グローバルな倫理」に
「地上から悲惨の二字をなくしたい」
仏法が説く人間・自然・宇宙
師父の存在、両親の教え
アカデミー設立の動機
アカデミーが取り組むプロジェクト
哲学・宗教と自然科学との対話
人間は「共通点」のほうが多い
宗教間対話は「精神の戦い」
キリスト教と仏教の共通項
〝9・11〟直後に「四大宗教間対話」
「人間の救済」への協力
宗教間対話は「対話の文明」の先駆

第1章  宗教と寛容
寛容は「グローバル化時代に必要な徳」
資本主義という新宗教
「寛容憲章」と「SGI憲章」
「寛容の精神」の定義
一神教は非寛容か?
〝他者を悪魔化する〟危険
宗教と「寛容の危機」
世界宗教のもつ「寛容の伝統」
宗教と権力
「科学的思考」との調和が不可欠
「形式的な寛容」と「内実ある寛容」
〝暴力と憎悪の連鎖〟を断ちきるもの
「自由の像」とともに「責任の像」を

第2章  仏教の慈悲とキリスト教の愛
「慈悲の本義」
菩薩は「積極的寛容」を実践
「生老病死」を見つめる人間
慈悲と愛が「生」を輝かせる
個人と社会を「癒す」宗教
ヨーロッパのトラウマ――ファシズムとスターリニズム
人々の記憶を消し去る全体主義
統一へ向かうヨーロッパ
カレルギー伯爵の構想
ヨーロッパ理念の柱「自由」
ベルリンの壁の崩壊とヨーロッパの再興
表現の自由に限界はあるか

第3章  「平和の文化」の創出に向けて
「物質主義」と「利己主義」の世界
法華経「三草二木の譬え」のイメージ
開かれた心――多様性の尊重
結ぶ力――「対話の実践」
永遠なる生命価値を――普遍性への洞察
「世界人権宣言」に込められた「平和への思い」
人間の内に「聖なるもの」を見る
〝われ〟の権利から〝われわれ〟の共生へ
「同苦の精神」と「悪への怒り」
「家庭」から始まる「平和」
女性の活躍が「精神的な文明」を
「人間教育」には何が必要か
幸福になる力を――創価教育の原点
「最大の教育環境」は教師自身

第4章  地球環境問題と教育
地球環境への「危機感」を共有
先進国の「権力主義的な態度」
「無信仰」が環境悪化の背景に
生命の〝大いなる連関〟
仏教とキリスト教――「自然の位置づけ」の違い
仏教とキリスト教――「地球への畏敬の念」で共通
「これから生まれてくる生命」の幸福
環境教育――まず「事実を知る」
科学技術をコントロールする「新しい倫理」
〝畏敬と敬虔の感情〟を育てる
〝生命の魔性〟が生んだ核兵器
「宇宙的に考え」「地球的に行動する」

第5章  健康・医学・生命倫理
「自分自身が自分の医師に」
人間は何歳まで生きられるか
心臓病を防ぐには
「生命の起源と進化」に新しい光
遺伝子技術――恩恵と危険
生殖医療と胚の利用
脳死・臓器移植の諸問題
「積極的安楽死」をめぐって
臨死体験が意味するもの
「生命の永遠性」
医療倫理――医師のあるべき姿とは
「患者の自己決定権」が拡大
医療事故を防ぐために
ISBN9784885960086; 4885960088
ヒット数312
作成日2023.09.13
更新日期2023.09.15



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