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著者 |
金岡秀友 (著)=Kanaoka, Shuyu (au.)
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版 | 新装改題版 |
出版年月日 | 2017.06.30 |
ページ | 320 |
出版者 | 佼成出版社 |
出版サイト |
https://kosei-shuppan.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 『インド哲学史概説』(初刊1979年, 改版1990年)の新装改題版 訂正・改訂: 金岡秀郎 折り込図1枚 索引あり 旧版との異同: p2-3 参考文献: p238-256 インド哲学宗教史年表: p258-277 |
キーワード | インド哲学; 歴史; インド思想 |
抄録 | 1979年に刊行され、長く大学のインド哲学科の教科書として使われてきた『インド哲学史概説』の新装改題版。「インド哲学」の起源からヴェーダ・ウパニシャッド文献、自由思想(反ヴェーダ・非婆羅門思想)、ヒンドゥー教の形成、六派哲学の成立までを解説するとともに、各領域の研究史や学説を註(傍註)によって紹介する。参考文献・年表・索引つき。
ヴェーダ文献の成立から六派哲学の展開まで—。3000年を超える歴史の上に蓄積された神々への讃歌、宗教的真理の探求、形而上学的思惟などの解明をとおして、古代インドの人びとの知的営為を知る。折り込み式インド思想史地図付き。
「インドにおいては、哲学的思弁はつねに宗教的内容をもち、また宗教的思索の多くは哲学性を帯びている」(本書第1章より)
わたしたちが現代社会において「常識的」な日常生活を営むときに、論理的であることと非論理的であることが同居したまま成立している、という状況は想像しにくいものです。しかし、たとえば恋愛、親子関係、病気を患う等々にまで想像を膨らませていくと、論理と非論理との境界線は明確でなくなってくるでしょう。 本書『古代インド哲学史概説』巻末の年表は「紀元前3000年 インダス文明」から始まります。何千年にもわたって、インドの人びとが信仰・信心に基づく「宗教」と、それを言語や概念をもって説明・論証しようとする「哲学」との間を行き来してきた足跡を辿ることを通して、わたしたちは常識に囚われない生き方を知ることができると思います。 |
目次 | 新装改題版の刊行にあたって
新版の序
はしがき
第1章 インド哲学史の内容と研究方法 インド哲学史の内容 インド哲学史の研究方法
第2章 アーリア人以前のインド インドの遺跡と先住民 インドの先住文化
第3章 アーリア・インドの成立と発展 アーリア人のインド定住 カーストの成立 カーストの実態 カーストに関する諸理論
第4章 アーリア思想の成立と発展 第一次ヴェーダ思想の成立 第二次ヴェーダ思想の発展 第三次ヴェーダ思想の発展
第5章 自由思想の胎動と開花 仏教に先行する自由諸思想 ジャイナ 仏陀および仏教
第6章 伝統的思想の再編成 ヒンドゥー教の形成 六派哲学の成立 インド古代哲学の夕ぐれ
参考文献
インド哲学宗教史年表
索引
インド思想史地図 |
ISBN | 9784333027613; 4333027616 |
ヒット数 | 155 |
作成日 | 2023.09.21 |
更新日期 | 2023.09.30 |
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