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法然浄土教における生死観(二):「死」の視座を中心として=The view of life and death in Honen"s Pure Land Buddhism (2) With a focus on the view of "death" |
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作者 |
大河内大博 (著)=Okochi, Daihaku (au.)
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出處題名 |
佛教大學大學院紀要
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卷期 | n.35 |
出版日期 | 2007.03 |
頁次 | 1 - 16 |
出版者 | 佛教大學大學院 |
出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料類型 | 期刊論文=Journal Article |
使用語言 | 日文=Japanese |
關鍵詞 | 法然; 生死観; 死; 来迎正念; 平生念仏 |
摘要 | 法然の生死観を見ていくと、現世で我々が決して無視できない「死」という事象に対して、真摯に向き合う姿勢が示されている。そのような法然の姿勢について、これまで充分に検討がなされてこなかったように思われる。そこで本論では、「死」という根本苦への法然の姿勢を取り上げて、生死観を考察した。先ずは、「死」についての法然の理解について、遺文に見られる文言を整理した。そしてその理解を基に、法然浄土教の特徴である「来迎正念」、「平生念仏」等について考察することで、「死」を視座とした法然の生死観を明らかにしていった。これらの作業から、「死」を見つめる中に念仏者の「生」の在り方が示され、そのような法然の生死の思想が、現代に生きる我々にも不可欠な視点であることを提示する。 |
目次 | 緒言 1 一、「死」の理解 2 1-1「死」をめぐる諸相と法然の理解 2 (i) 現世への執着 3 (ii) 死別 3 (iii) 身体的苦しみ 4 (iv) 死後への恐怖 4 (v) 死期の不定 5 (vi) 死に様 5 二、法然の臨終観─臨終来迎思想を中心に─ 6 2-1 臨終来迎思想 6 ①『無量寿経』に見られる臨終来迎 6 ②『観無量寿経』に見られる臨終来迎 7 ③『阿弥陀経』に見られる臨終来迎 8 2-2 来迎正念 9 2-3 法然の臨終観の特色 10 三、「死」の視座から「生」へー平生念仏の教えー 11 3-1 念仏と来迎 11 3-2 「摂取不捨」の利益 11 3-3 「死」から「生」へ 12 小結 13 |
ISSN | 13442422 (P) |
點閱次數 | 328 |
建檔日期 | 2007.09.14 |
更新日期 | 2021.01.13 |
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