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作者 |
多田等観
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今枝由郎
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出版日期 | 2007.09.30 |
頁次 | 422 |
出版者 | 白水社 |
出版者網址 |
http://www.hakusuisha.co.jp/index.php
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
關鍵詞 | チベット仏教 |
摘要 | 明治45年(1912年)、インドからブータンを経てチベットに入り、その後10年にわたってチベットの寺院で修行を積み、チベット仏教の仏典を日本に請来した多田等観の論文・エッセイを一冊に纏めた。貴重な歴史的証言!多田等観(一八九〇~一九六七年)という名前を聞いたことがあるだろうか。明治四五年、西本願寺法王・大谷光瑞師の命を受け、インドのカリンポンでダライ・ラマ十三世に謁見、翌年単身ブータンを経てラサに潜入し、その後一〇年間、ラサ郊外のセラ寺にてチベット仏教の修行を積んだ人物である。等観のチベット行の目的は本格的な仏教研究であり、チベット語大蔵経をはじめとするチベット語仏教文献の系統的蒐集であった。十一年余に及ぶチベット滞在中、恩師ダライ・ラマ十三世の庇護の下、その目的を達成、膨大なチベット語大蔵経を日本に請来した。 一九二三年に帰国後は、大学・研究機関に確かなポストも得られず、また「大東亜建設」の裏面工作にかり出されもした。しかし、一九三四年には『西蔵大蔵経総目録』、同『索引』、一九五三年には『西蔵撰述仏典目録』を上梓し、この業績により、一九五五年学士院賞を受賞した。本書には等観が一九二三年から六三年に至る四〇年間に執筆し、現時点で入手できるすべての論文・エッセイ等を収録した。一読すれば、等観のチベット仏教理解と、チベット社会の貴重な歴史的証言を感得してもらえるだろう。 |
ISBN | 9784560030479 |
點閱次數 | 906 |
建檔日期 | 2007.12.06 |
更新日期 | 2008.03.04 |
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