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作者 |
小峯和明 (編)=Komine, Kazuaki (ed.)
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版本項 | 初版 |
出版日期 | 2017.06 |
頁次 | 840 |
出版者 | 勉誠出版 |
出版者網址 |
http://bensei.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
關鍵詞 | 中世; 仏教; 古典; 東アジア; 近世; 近現代 |
摘要 | 人間の生と死を探求した〈物語〉の一大原点 仏教の創始と展開に応じて、アジア各地に広まり、地域や時代ごとに多種多彩に再創造を繰り返し、受け継がれてきた仏伝文学。 古代のみならず、中世から近現代まで幅広く、その展開を捉え、中国、朝鮮半島、日本、ベトナムなど、東アジアの漢字漢文文化圏に共有された文化・文学の意義を検証する。 |
目次 | 序 文小峯和明 東アジアの〈仏伝文学〉 Ⅰ 東アジアの〈仏伝文学〉 仏伝文学に見えるエロティックな記述を中国人はどう受け止めたか― Buddhacarita(仏所行讃)の漢訳が示すもの― 石井公成 カトリックと仏陀―明訳『聖若撒法始末』についての試論 李 奭學(張 龍妹訳) 仏伝の軌跡―釈迦の「檀特山修行」という訛伝に刻まれた真実― 小島裕子 チベットの仏伝と仏伝図 奥山直司 ◎コラム◎ 釈迦誕生譚の道教、マニ教への移入―敦煌本『老子化胡経』について 金文京 Ⅱ 中国の〈仏伝文学〉 王勃『釈迦如来成道記』研究序説 李銘敬 敦煌と仏伝文学 荒見泰史 宝成本『釈氏源流』の言語指向―所引訳経を手掛りに 馬駿 仏伝の鉢説話考 高陽 ◎コラム◎ 漢訳仏典の四字句について―『釈氏源流』における四字句からみる 張 龍妹 Ⅲ 朝鮮半島の〈仏伝文学〉 韓日における「仏伝」の展開―釈迦と耶輸陀羅の関係を中心に 趙恩馤 仏伝の「降魔成道」にみる魔王親子の葛藤 金英順 『安楽国太子経変相図』と『九雲夢図』―朝鮮世祖朝における仏伝の展開を背景に 染谷智幸 通度寺における玄奘の絵画―『三蔵法師西遊路程記』と龍華殿西遊記壁画 松本真輔 Ⅳ ベトナムの〈仏伝文学〉 ベトナムの前近代における釈迦の伝記について―『如来応現図』を中心に グエン・ティ・オワイン 「徐道行大聖事跡實錄」をめぐって 髙津茂 ベトナムにおける仏教守護神の変容 大西和彦 Ⅴ 日本の〈仏伝文学〉 出家譚と妻と子と―仏伝の日本化と中世説話の形象をめぐって 荒木浩 『釈迦の本地』とその展開―涅槃の場面を端緒として 本井牧子 天竺・〈合戦〉・幸若舞―「智恵こそ本」ということ 鈴木彰 天竺人の系譜―婆羅門僧正から天竺冠者まで 前田雅之 ◎コラム◎ 『和漢朗詠集』「仏事」と〈仏伝文学〉河野貴美子 ◎コラム◎ 明恵の天竺幻想 平野多恵 Ⅵ 〈仏伝文学〉とその周辺 仏伝図の展開―宗教美術:伝記図の機能 渡辺雅子 龍女と仏陀―「平家納経」提婆品見返絵の解明をめざして 阿部龍一 ◎コラム◎ 法華経と仏伝―富山市・本法寺蔵「法華経曼荼羅図」と仏伝 原口志津子 絡み合うモチーフ―『大雲寺縁起』所載、成尋の日本での奇瑞をめぐって 水口幹記 『釈迦如来誕生会』における槃特 加藤敦子 近世の目連救母説話をめぐって―鱗形屋本『目蓮記』を中心に 塩川和広 泉鏡花の摩耶夫人小説について 樋口大祐 ◎コラム◎ 仏伝歌謡 鈴木治子 ◎コラム◎ 能「一角仙人」における扇陀夫人の舞 金賢旭 ◎コラム◎ 語られた聖人─日本的なブッダ作りにおける聖典と創作 マイカ・アワーバック あとがき 小峯和明 |
ISBN | 9784585291312 (上製) |
點閱次數 | 358 |
建檔日期 | 2018.09.28 |
更新日期 | 2018.10.09 |
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