網站導覽關於本館諮詢委員會聯絡我們書目提供版權聲明引用本站捐款贊助回首頁
書目佛學著者站內
檢索系統全文專區數位佛典語言教學相關連結
 


加值服務
書目管理
書目匯出
Sūtra Citations in the Madhyamakapañcaskandhaka: Evidence for Candrakīrti’s Authorship=『中観五蘊論』にみられる経典引用:著者問題の根拠として
作者 Yokoyama, Takeshi (著)=横山剛 (au.)
出處題名 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
卷期v.69 n.3 (總號=n.154)
出版日期2021.03.25
頁次1093 - 1098
出版者日本印度学仏教学会
出版者網址 http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料類型期刊論文=Journal Article
使用語言英文=English
關鍵詞Candrakīrti; チャンドラキールティ; Madhyamakapañcaskandhaka; 中観五蘊論; authorship; 著者問題; sūtra citation; 経典引用
摘要チベット語訳でのみ現存する『中観五蘊論』は,初学者が無我を理解するための入り口として説一切有部の法体系を中観派の立場から概説する小型の論書である.同論には多数の経典引用が確認されるが,その多くが,中観派的な色彩が強く,同論の約二割の分量を占める慧の心所に集中する.そして,これらの引用と共通する引用がチャンドラキールティの他の著作に確認される.一部の研究は,同論師が慧の心所のみを著したという部分著作説を主張するが,これらの引用はその根拠の一つとされる.

一方で,数は限られるが,慧の心所以外においても経典からの引用が確認される.本稿では,これらの引用に注目し,対応する経典資料,引用の目的,慧の心所における引用との性格の違いを明らかにするとともに,これらの引用についても共通する引用がチャンドラキールティの他の著作にみられることを指摘することで,論全体が同論師に帰される新たな根拠を提示する.

まず,冒頭において,慧の心所も含めて同論全体の経典引用を整理する.続いて,慧の心所以外における引用として,(I)所触,(II)尋伺,(III)軽安不軽安,(IV)慚愧の定義における引用について検討する.翻訳ならびに対応する経典資料を示した上で,それらの引用が法と法との関係の教証としての役割を担っていることを指摘し,無我の教証である慧の心所における引用とは役割が異なることを明らかにする.そして,同論全体をチャンドラキールティに帰す新たな根拠として,(III)と(IV)の引用と共通する引用が,それぞれ『六十頌如理論注』と『明句論』に確認されることを指摘する.その際には,これらの論書間で,引用がなされる文脈が異なる点に注目し,特に(IV)の引用を未了義であるとする『明句論』の見解が,有部の法体系に対する同論師の理解を反映している可能性を指摘する.
目次Introduction 1093
1. Overview of Sūtra Citations in the MPSk 1094
2. Sūtra Citations outside the Section of Insight 1094
2.1. Indirect Citations 1094
2.2. Direct Citations 1095
2.3. Intentions of the Citations 1096
3. Parallel Citations in Other Texts of Candrakīrti 1096
Conclusion 1096
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.69.3_1093
點閱次數398
建檔日期2023.01.03
更新日期2023.01.03










建議您使用 Chrome, Firefox, Safari(Mac) 瀏覽器能獲得較好的檢索效果,IE不支援本檢索系統。

提示訊息

您即將離開本網站,連結到,此資料庫或電子期刊所提供之全文資源,當遇有網域限制或需付費下載情形時,將可能無法呈現。

修正書目錯誤

請直接於下方表格內刪改修正,填寫完正確資訊後,點擊下方送出鍵即可。
(您的指正將交管理者處理並儘快更正)

序號
661062

查詢歷史
檢索欄位代碼說明
檢索策略瀏覽