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四国遍路の宗教学的研究 : その構造と近現代の展開を中心にして
作者 星野英紀 (著)=Hoshino, Eiki (au.)
出版日期2000.10.25
出版者大正大学
出版者網址 https://www.tais.ac.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料類型博碩士論文=Thesis and Dissertation
使用語言日文=Japanese
學位類別博士
校院名稱大正大學
畢業年度2000
目次はじめに/p1
図表一覧/p1
序章 本論文の目的・対象・方法/p1
1 本論文の目的と対象/p1
2 四国遍路研究を中心とした先行研究の概観/p1
3 本論文の方法/p6
第1章 巡礼の基本構造・・・巡礼とはなにか/p9
第1節 巡礼の基本的意味/p9
1 巡礼という語/p9
2 巡礼の基本的意味/p11
第2節 聖地とはなにか/p14
1 時間軸からみた聖地/p14
2 〈面〉としての聖地性/p16
3 地理学的分布からみた有力聖地の特徴/p19
4 聖地と日常空間/p24
第3節 巡礼の類型/p26
1 集団型と個人型/p27
2 閉鎖型と開放型/p27
3 複数聖地型と単一聖地型/p28
4 激奮型と静寂型/p33
5 そのほかの類型化の試み/p33
第4節 巡礼の構造ーーV、ターナーの所説とその批判/p37
1 V、ターナーの巡礼=コミュニタス論/p37
2 V、ターナー巡礼への批判/p42
第2章 四国遍路の構造的特質/p51
第1節 四国遍路における聖地性の特質/p51
1 成立をめぐる聖性の多様性/p51
2 遍路目的の多様性/p55
3 聖性構造の非定型性とコミュニタス/p57
第2節 遍路者の優性と劣性/p59
1 二面性をもつ遍路者/p59
2 遍路者の規制/p60
3 遍路者への厚遇/p66
4 遍路者の境界性/p67
第3節 四国遍路における死と再生のイメージ/p69
1 死のイメージと四国遍路/p69
2 死者供養と四国遍路/p70
3 病気遍路と職業遍路/p72
4 再生モチーフをもつ衛門三郎伝説/p75
第1節 大師信仰の構造/p77
1 大師号と日本仏教の祖師/p77
2 真言密教確立者としての弘法大師空海/p79
3 伝統的祖師信仰としての弘法大師空海/p79
4 入定信仰/p81
5 民俗信仰と大師信仰・・・遊行する弘法大師/p84
6 死者信仰、先祖信仰と大師信仰/p92
7 救世主信仰としての大師信仰/p94
8 大師信仰の比較宗教学的考察/p99
第3章 近代の四国遍路(1)/p107
第1節 四国遍路の成立と近代までの展開/p107
1 四国遍路の草創と展開/p107
2 近世の四国遍路/p110
3 近代初頭の四国遍路/p112
第2節 近代四国遍路と移動手段/p113
1 四国遍路と交通/p113
2 近代四国における交通網の整備/p113
3 近代四国遍路と交通手段/p115
4 伝統的巡拝の変化/p122
第3節 大正期の四国遍路と高群逸枝の巡礼体験/p123
1 高群逸枝の人と足跡/p123
2 高群逸枝の遍路原体験/p127
3 遍路体験の理念化/p133
4 イデオロギー的コミュニタスとしての四国遍路/p136
第4節 移植される四国遍路ーー幕末から近代にかけて/p137
1 聖地の移植/p137
2 新四国霊場の特色/p139
3 篠栗新四国霊場の成立/p140
4 篠栗新四国霊場の展開/p144
第4章 近代の四国遍路(2)/p154
第1節 宿帳記録からみた近代の四国遍路ーーその(1)/p154
1 愛媛県上浮穴郡遍路宿と昭和10年代の宿帳/p154
2 出身地方別構成とその変化/p156
第2節 宿帳記録からみた遍路者の性別・年齢・職業/p164
1 遍路者の性別構成/p164
2 遍路者の年齢別構成/p167
3 遍路者の職業別構成/p172
4 むすび/p177
第3節 四国遍路と十ヶ所詣/p178
1 十ヶ所詣参加者の地域別分布/p178
2 参加者の年別変化/p181
3 参加者の性別・年齢別・職業別構成/p183
4 むすび/p188
付録 宿帳記録単純集計表 / 付録1
第5章 現代の四国遍路/p192
第1節 戦後の社会変動と四国遍路/p192
1 モータリゼーションの展開と四国遍路/p192
2 四国遍路と遍路者の変容/p195
第2節 四国遍路の意味づけの変化/p198
1 ご利益信仰と伝統的四国遍路/p198
2 現代遍路と四国遍路の意味づけ/p199
3 意味づけの変遷/p201
第3節 接待講の活動ーー昭和40年代の活動を中心に/p205
1 現代の接待/p205
2 有田接待講の概要/p206
3 接待の意味解釈/p209
4 両義的存在としての接待者/p211
第4節 現代歩き遍路の体験分析/p215
1 歩き遍路ブームとその背景/p215
2 歩き遍路の動機/p219
3 ある歩き遍路の体験ーーSAさんの場合/p222
4 歩き遍路体験の結果と現代社会/p226
結語/p233
1 本論文の意義/p233
2 今後の課題/p234
参考文献/p1
DOI10.11501/3178137
點閱次數371
建檔日期2023.03.27
更新日期2023.03.27










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