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作者 |
末木文美士 (編)=Sueki, Fumihiko (ed.)
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出版日期 | 2015.12.28 |
頁次 | 547 |
出版者 | 山喜房佛書林 |
出版者網址 |
http://sankibo.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
附註項 | 国際日本文化研究センターの共同研究「日本仏教の比較思想研究」の研究成果 文献あり |
關鍵詞 | 仏教哲学; 仏教; 日本 |
摘要 | 本書は、平成25、26年度(2013、2014年度)に行われた国際日本文化研究センターの共同研究「日本仏教の比較思想的研究」の研究成果と、それに関連して行なわれた国際研究集会「比較思想から見た日本仏教」(平成27年2月20~21日)の報告をまとめたもの。日本仏教へ多元的に光を当て、その重層性を明らかにする意欲的な論文集。
共同研究「日本仏教の比較思想的研究」と国際研究集会「比較思想から見た日本仏教」をもとに関係者らが執筆した論文を、前近代仏教への新視点、仏教と近代思想/哲学、仏教の未来へ向けてという3部に分けて収録する。 |
目次 | はじめに―末木文美士
序章 比較思想から見た日本仏教―末木文美士
Ⅰ 前近代仏教への新視点
中世日本における御産と女性の健康 『産生類聚抄』の仏教的・医学的知識を中心として ―アンナ・アンドレーワ 中世真言密教における五蔵曼荼羅の意義 『五蔵曼荼羅和会釈』を中心に ―亀山隆彦 『喫茶養生記』再読 栄西による主張の独創性とその継承 ―米田真理子 問答法の比較思想史のために 論議とスコラ哲学を手がかりとして ―前川健一 正中の宗論とその背景 ―井上克人 ルイス・フロイスの宗教観 スペイン王位歴史学学士院の史料を中心に ―滝澤修身 「近世的世俗化」の陥穽 比較思想から見た日本仏教・近世 ―西村 玲 善書をめぐる近世仏教の交流 ―肖 ? 黄檗宗萬福寺第四祖獨湛と善書 ―田中実マルコス 白隠の「すたすた坊主」 「作為」論、もう一つの系譜学に向けて ―嘉指信雄
Ⅱ 仏教と近代思想/哲学
村上専精と比較事業 近代日本仏教の思想形成をめぐる一断面 ―オリオン・クラウタウ 西田の時間論と白隠の「客」 ―エンリコ・フォンガロ 西田幾多郎、高神覚昇、松下幸之助の三者の思想の類似性 三つの領域で展開される「働く人の哲学」 ―坂本慎一 「無」をめぐるキリスト教神学および仏教の比較考察 西田哲学とキリスト教的ケノーシス(神の自己空無化に)に焦点を当てて ―阿部仲麻呂 「東洋哲学」とは何か 西田幾多郎と井筒俊彦の「東洋」概念 ―永井 晋 創発主義的生命論と場所論的生命論 ―冲永宜司 和辻哲郎の「空の倫理学」と比較思想的仏教論 ―セビリア・アントン 日本の宗教的思考における神秘 鈴木大拙と井筒俊彦をめぐって ―中島隆博 井筒俊彦の「分節」と「無分節」 華厳思想の「事」と「理」 ―西平 直 Maruyama's Callenge to Buddhist Communities, Lay and Clerical, in Japan and Korea: Focusing on the Notion of Invention[作為] ―Woo Sung HUH
Ⅲ 仏教の未来へ向けて
仏教がケアと関わることの意義 曽我量深の慈悲の思想 ―坂井祐円 空海と山水 いのちを治む ―岡本貴久子 日本仏教と平和主義 その実践と課題 ―ランジャナ・ムコパディヤーヤ バチカンから見たアジア、仏教 ―上野景文 仏教とキリスト教の邂逅の道 キリシタン時代から続く対話の霊性を求めて ―高橋勝幸 地球社会と日本仏教 展望と期待 ―ルーベン・アビト
終章 対話・等価性・虚無の天空 ―稲賀繁美 |
ISBN | 9784796302609; 4796302603 |
點閱次數 | 57 |
建檔日期 | 2023.10.26 |
更新日期 | 2024.01.21 |
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