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ダライ・ラマ 死と向きあう智慧=Advice on Dying: and Living a Better Life |
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作者 |
ダライ・ラマ14世 (著)=Bstan-vdzin-rgya-mtsho, Dalai Lama XIV. (au.)
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ホプキンズ, ジェフリー (編)=Hopkins, Jeffrey (ed.)
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ハーディング祥子 (譯)=Harding, Shoko (tr.)
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出版日期 | 2004.10.01 |
頁次 | 256 |
出版者 | 地湧社 |
出版者網址 |
http://jiyusha.co.jp/top/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
附註項 | 参考文献: 巻末 原タイトル: Advice on dying |
關鍵詞 | ラマ教; チベット仏教 |
摘要 | 早くから死に心を向ければ、 よりよく生きられ、恐れずに死を迎えられる。
チベット密教の「秘奥」へ やさしく誘う類い稀な講話。
ダライ・ラマ法王が、「パンチェン・ラマ一世の十七偈」について語り下ろした講話録。この十七偈は、死の恐怖を克服し、死のプロセスを利用してより高い境地へ到達するための修行法を説いた手引き書である。
ダライ・ラマ法王は、その一偈一偈の意味を明らかにしながら、よく生きるためには死について考えることが大切だということ、死んでから次の生を受けるまでの段階的なプロセス、そのプロセスにおいて恐怖をいかにして克服をするか、「無上ヨーガタントラ」の霊的身体論、そして、死んでいく人のために周囲の人たちにできることなどを、目に浮かぶような鮮やかさで、わかりやすく丁寧に語っています。 「パンチェン・ラマ一世の十七偈」は、日本でも、チベット仏教に深い関心を寄せる人々の間ではよく知られていますが、関連書はこれまで1冊も出版されていませんので、本書はダライ・ラマ法王の著書の中でも、特にユニークな本と言えるでしょう。 編者のジェフリー・ホプキンス氏が「編者まえがき」で述べているように、本書のなかでダライ・ラマ法王が語っている教えは、死期が近づいている人にどう接すればよいかという“実用的な助言”としても大いに役立つものです。高齢者の介護や、ターミナルケア(終末期医療)に従事している方にも是非、一読していただきたい本です。
本文102~103頁より 死について考えることは、死の準備や、未来の生に善いものをもたらす行ないを促すだけでなく、精神的な面においても驚くほどの影響を及ぼします。たとえば、死の確実性をよく意識していない人なら、たとえ年老いて死が迫っているのが明らかでも、友人や家族はそれを現実として受け止められず、歳のわりに若く見えると言って、その人を慰める必要すら感じます。言うほうも言われるほうも、嘘だとわかっているにもかかわらずです。なんと愚かなことでしょう! またときには、死ぬとわかっているガン患者でさえ、「死ぬ」とか「死」といった言葉を避けたがります。そんな人に、どうやって迫りくる死についての話ができるでしょうか。そういう人たちは、そんな話には耳をふさぎます。しかし、「死」という言葉さえ受け容れられない人々は、実際に死が訪れたとき、大きな不安や恐怖にとらわれる可能性があります。 他方、どうやら死が近づいているらしい修行者に会ったときには、わたしはためらいなくこう言います。「あなたが死ぬにせよ快復するにせよ、その両方に備える必要があります」そういう人とは、一緒に切迫した死について考えることができます。修行者は、後悔することなく死に直面するための準備をしてきているからです。 早いうちから無常についてよく考える人は、より勇敢に、より幸せに死を迎えることができます。死がいつやってくるかわからないと考えることが、安らいだ、訓練された、善い心をもたらすのです。なぜなら、その心は、この短い今生の表面的なことがらよりも大切なものを認識しているからです。 |
目次 | 編者まえがき 1章 死について考える 2章 恐怖から解き放たれる 3章 死の準備 4章 障害を取り除く 5章 望ましい状態で死ぬために 6章 死のプロセス 7章 内なる構造 8章 死の光明 9章 中有のプロセス 10章 良い生まれ変わりをする 11章 日々、偈に心を向けるために 付録 偈の大要と助言の要約 訳者あとがき |
ISBN | 9784885031793; 4885031796 |
點閱次數 | 5 |
建檔日期 | 2024.07.19 |
更新日期 | 2024.07.23 |
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