|
|
|
|
|
The Vimalakirtinirdesa and the (Sarvabuddhavisayavatara-) Jnanalokalamkara=『維摩経』と『智光明荘厳経』 |
|
|
|
作者 |
Yonezawa, Yoshiyasu =米澤嘉康
|
出處題名 |
印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
|
卷期 | v.55 n.3 (總號=n.112) |
出版日期 | 2007.03 |
頁次 | 1085 - 1091 |
出版者 | 日本印度学仏教学会 |
出版者網址 |
http://www.jaibs.jp/
|
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 期刊論文=Journal Article |
使用語言 | 英文=English |
摘要 | 1999年7月,大正大学綜合佛教研究所の写本調査チームは,チベット自治区ラサ市のポタラ宮において,『維摩経』と『智光明荘厳経』という両文献の梵文写本がそれぞれ完本として同じ帙に収められて所蔵されていることを確認した.筆者は,幸運にも,ポタラ宮での写本調査に参加し,その後の文献学的基礎研究に携わることができた.しかしながら,その過程で若干気にかかっていることがある.それは,『維摩経』と『智光明荘厳経』とでは知名度に差があるためか,貴重な両文献がセットで発見されたという事実がそれほど注目されていないのではないかということである.そこで,本稿は,『維摩経』と『智光明荘厳経』という両経典が,同一の寄進者シーラドヴァジャ,同一の筆写者チャーンドーカによってほぼ同時期に筆写され,同帙に収められて保存されてきたという事実を再確認して,彼らの意図がどのようなものだったか,考察するものである.状況証拠から導かれる暫定的結論は,シーラドヴァジャおよびチャーンドーカにとって,『智光明荘厳経』のほうが『維摩経』よりも優先度が高かったのではないかというものである.その背景には,写本筆写当時,さらにそれ以降,流行していた密教の思想・文化的影響もあったのかもしれない. |
ISSN | 00194344 (P); 18840051 (E) |
點閱次數 | 559 |
建檔日期 | 2009.03.20 |
更新日期 | 2019.04.17 |
|
建議您使用 Chrome, Firefox, Safari(Mac) 瀏覽器能獲得較好的檢索效果,IE不支援本檢索系統。
|
|
|