沈黙と教説：中観思想研究1

丹治昭義 (著)=Tanji, Teruyoshi (au.)

作者

丹治昭義 (著)=Tanji, Teruyoshi (au.)

出版日期

1988.03

頁次

370

出版者

関西大学出版部

出版者網址

https://www.kansai-u.ac.jp/Syppan/index.html

出版地

吹田, 日本 [Suita, Japan]

叢書名

関西大学東西学術研究所研究叢刊

叢書號

資料類型

書籍=Book

使用語言

日文=Japanese

摘要

空という実在観においては、無我ということが悟りに他ならないし、悟りにおいて、沈黙と教説が同事として成立する。このような悟りを追求しているものが龍樹の中論第十八章である。本書は、同章の諸注釈を思想史的に比較検討して、かかる実在観を解明する。

序章　佛の沈黙に関する研究史概観
第一章　無我と実在
　第一節中論第十八章前半の主題　　
第二節無畏　　
第三節羅什　　
第四節佛護
　第五節清弁・観誓　　
第六節月称　　
第七節戯論寂静の思想史的考察
　第八節戯論寂静の用法
第二章　実在と教説
　第一節中論第十八章後半の展望　　
第二節無畏　　
第三節羅什　　
第四節佛護
　第五節清弁・観誓　　
第六節月称　　
第七節結論

ISBN

4873541042

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