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ディグナーガによるavita批判およびprasangaについて=Dignaga on Avita and Prasanga |
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作者 |
渡辺俊和 (著)=Watanabe, Toshikazu (au.)
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出處題名 |
印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
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卷期 | v.61 n.3 (總號=n.130) |
出版日期 | 2013.03 |
頁次 | 1229 - 1235 |
出版者 | 日本印度学仏教学会 |
出版者網址 |
http://www.jaibs.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料類型 | 期刊論文=Journal Article |
使用語言 | 英文=English; 日文=Japanese |
關鍵詞 | Dignaga; Sainkhya; avita; vita; prasanga; prasangaviparyaya; Bhaviveka |
摘要 | 本稿では『プラマーナサムッチャヤ』第3章でディグナーガが行う,サーンキヤ学派のavita説批判を検討し,(1)ディグナーガの理解するavitaの構造は,サーンキヤ学派の提示する本来のそれを大幅に改変したものであり,prasangaを証因の三条件説に組み込むことに成功している(2)ディグナーガによるavita解釈が,ダルマキールティが用いるprasangaviparyaya,そしてバーヴィヴェーカがブッダパーリタを批判する際に用いるviparyayaと同じ構造である という二点を明らかにした.(1)ディグナーガの理解するavitaは,vitaと同じ主題(A)について,vitaでの遍充関係(B→C)の対偶(¬C→¬B)を用いて望ましくない帰結を導くものである.vita:A(B→C) avita:A(¬C→¬B)) ∧¬¬B∴ ¬¬C 従って,avitaはvitaに変換され,同じ内容を表すものと理解される.このことは,prasangaも証因の三条件説の枠内に収まるということを意味し,さらには正規論証(sadhana)へ変換されうる可能性を示唆するものである.(2)ダルマキールティおよび彼の注釈者達によるprasangaとprasangaviparyayaの関係は,前者がディグナーガのvitaに,後者がavitaに対応する.また,バーヴィヴェーカの提示するviparyayaへの変換も,バーヴィヴェーカは否定(¬)をparyudasaで理解しているのに対してディグナーガのそれはprasajyapratisedhaであるという点は異なるが,ディグナーガがavitaをvitaへ変換した手順と構造的に同じである. |
ISSN | 00194344 (P); 18840051 (E) |
點閱次數 | 411 |
建檔日期 | 2015.08.28 |
更新日期 | 2019.05.22 |
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