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唐中期浄土教における善導流の諸相:『念仏三昧寶王論』と『念仏鏡』を中心に |
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作者 |
加藤弘孝 (著)=Kato, Hirotaka (au.)
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版本項 | 初版 |
出版日期 | 2020.03.10 |
頁次 | 400 |
出版者 | 法蔵館 |
出版者網址 |
http://www.hozokanshop.com/Default.aspx
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
叢書名 | 佛教大学研究叢書 |
叢書號 | 38 |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
附註項 | 作者現為佛教大学非常勤講師、知恩院浄土宗学研究所研究助手、浄土宗松月院(京都市上京区)住職 |
摘要 | 中国仏教史変革の時代に当たる唐中期に焦点を当て、とりわけ善導流の浄土教家の思想的特徴を中心に考察することで、唐中期仏教全体の様相を浮き彫りにしていく。 |
目次 | 凡 例 序章―問題提起―
第一部 『念仏三昧宝王論』の思想史的研究―その統合仏教思想に着眼して―
第一章 『念仏三昧宝王論』研究史 はじめに 第一節 近代の『念仏三昧宝王論』研究 第二節 塚本善隆以降の諸研究 第三節 唐中期仏教思想研究会による研究 おわりに
第二章 『念仏三昧宝王論』の撰述年代―飛錫の事跡に関連して― はじめに 第一節 先行研究 第二節 飛錫の事跡 第一項 修学、訳経時期の飛錫 第二項 不空滅後の飛錫 第三節 『念仏三昧宝王論』の撰述年代 おわりに 史料
第三章 『念仏三昧宝王論』と飛錫遺文の関連性―長安仏教界の動向を手がかりに― はじめに 第一節 飛錫遺文 第一項 現存文献 第二項 散逸文献 第二節 代宗期における長安仏教界 第三節 『念仏三昧宝王論』と儀礼仏教 おわりに
第四章 『念仏三昧宝王論』と廬山慧遠崇拝―往生伝の変遷と関連して― はじめに 第一節 先行研究 第二節 『念仏三昧宝王論』と往生伝 第三節 『念仏三昧宝王論』と廬山慧遠 おわりに
第五章 『念仏三昧宝王論』に見える飛錫の修道論―「無上深妙禅門」の概念を基軸にして― はじめに 第一節 『念仏三昧宝王論』の構成 第二節 「無上深妙禅門」の概念と『般舟三昧経』系経典 第三節 儀礼仏教と飛錫の修道論 第一項 飛錫の修道論 第二項 飛錫の思想系統 おわりに
第六章 『念仏三昧宝王論』諸本の系譜について―その流伝背景と関連して― はじめに 第一節 『念仏三昧宝王論』諸本 第二節 流伝の考察 第一項 中国における受容 第二項 日本における受容 第三節 系統の考察 第一項 刊行状況(中国) 第二項 刊行状況(日本) おわりに
第七章 浄土教典籍としての『念仏三昧宝王論』 はじめに 第一節 各論要旨 第二節 中国仏教史上の飛錫 第三節 善導流と『念仏三昧宝王論』 おわりに
第二部 『念仏鏡』の思想史的研究―その人師信仰に着眼して―
第一章 『念仏鏡』研究史 はじめに 第一節 近代の『念仏鏡』研究 第二節 近年の諸研究 第三節 禅思想との関連研究 おわりに
第二章 『念仏鏡』の時代相―大行の事跡を基軸にして― はじめに 第一節 先行研究 第二節 大行の伝歴 第三節 『念仏鏡』に見える三階教批判 おわりに
第三章 『念仏鏡』引用の「法王本記」 はじめに 第一節 「法王本記」の典拠 第二節 智昇と『法王本記東流伝録』 第三節 円照と『再修釈迦牟尼仏法王本記』 おわりに
第四章 唐中期における善導観の特質―『念仏鏡』の「誓願証教門」を中心に― はじめに 第一節 『念仏鏡』撰述者の行跡 第二節 『念仏鏡』の「誓願証教門」について 第三節 代受苦・真実語思想の展開 おわりに
第五章 『念仏鏡』における対三階教姿勢―善導と金剛の論争の事跡と関連して― はじめに 第一節 『念仏鏡』の「念仏対三階門」 第二節 信行の地位変動と唐中期浄土教 第三節 善導と金剛の論争 おわりに
第六章 『念仏鏡』諸本の系譜―その流伝背景に着目して― はじめに 第一節 『念仏鏡』諸本 第二節 流伝の考察 第三節 系統の考察 おわりに 対照表
第七章 善導阿弥陀仏化身説の起点としての『念仏鏡』 はじめに 第一節 各論要旨 第二節 『念仏鏡』に見える人師信仰 第三節 『念仏鏡』と善導阿弥陀仏化身説 おわりに
終章―唐中期浄土教史の再構築に向けて
年表 参考文献 あとがき 英文目次 索引 |
ISBN | 9784831861351 (A5) |
點閱次數 | 301 |
建檔日期 | 2020.09.16 |
更新日期 | 2020.09.21 |
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